フィフィさん、テレビ局の報道番組について「意地でも逆の側の外国人の話を聞かない…」と苦言です




エジプト出身のタレントのフィフィさんが外国人をめぐる政策に関するテレビ局の報道について、SNSに私見を綴りました。

『フィフィは「参院選では外国人を巡る政策が大きな争点となっていて、報道番組では外国人を招いて意見させてますが、その全てが差別反対と声を上げる側、不良外国人の取り締まり強化を差別とすり替え、排外主義という流れにするためテレビ局は必死」と述べた。そして「意地でも逆の側の外国人の話を聞かない…都合が悪いんでしょうね」と続けた』とのことです。

この投稿に対し「フィフィさんを出演させろ!」「テレビ見てる人お願いだから目を覚まして!」「何の罪も不法行為もしてない、外国人というだけで排斥するのが排外主義なのに」「フィフィさん以外の外国人でも、日本ファーストはおかしくない、と言っておられました」「フィフィさん全力で支持します!」「偏向報道ですな」などとさまざまな声が寄せられているようですが、アルピニストの野口健さんもSNSに『外国人のフィフィさんがSNSでいわゆる「外国人」について何度も訴えているのにテレビ局は取り上げない。そういう姿勢が既存メディア離れを加速させていないのでしょうか?』と、私見を綴っていました。

テレビ局のこういった報道姿勢は今に始まったことではありません。東京オリンピック開催についても反対派の声を多く拾っていましたし、防衛費増額の時もそうでした。地方では沖縄県の基地問題を巡り、辺野古移設反対派の意見ばかりを集めています。テレビ局の報道について、放送事業者は放送番組の編集に当たって「政治的に公平であること」を確保しなければならないとされています。しかし、著しく公平性・中立性を欠く内容を堂々と放送している局が多々あります。野口さんが指摘するように、既存メディア離れを作る要因をメディア自身が行っているのです。

テレビ局は今一度猛省し、信頼回復に努めるべきではないでしょうか。




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