トランプ氏のSNS株が20%超急落




産経新聞の記事によると、トランプ前米大統領が創設したソーシャルメディア「トゥルース・ソーシャル」の運営企業の株価が1日、急落した。2023年に多額の損失を出していたことが明らかになったためだ。米メディアによると連休前3月28日の終値と比べた下落率は20%を超え、トランプ氏が保有する株の価値も約10億ドル(約1500億円)減った。

11月の大統領選でバイデン大統領と再対決するトランプ氏は、民事訴訟で巨額の罰金支払い命令を受け選挙活動の資金繰りに不安を抱えます。
トランプ氏は保有株を一定期間売却できない契約を結んでいる上、高い株価を維持できるかどうかも見通せないとのことです。
資金繰りに窮すれば、大統領選に影響が出る可能性もあります。
運営企業は「トランプ・メディア・アンド・テクノロジー・グループ(TMTG)」で、3月26日に米ナスダック市場に上場しました。
公表された資料によると、23年は収入約400万ドルに対して、研究開発などの支出がかさみ、純損益は約5800万ドルの赤字でした。




関連記事一覧