石破首相をめぐりデマが大拡散。。。悪質切り抜きをテレビ局側がデマと認定しました

参院選も中盤戦を迎えていますが、SNS上でデマ情報が横行しています。番組に他の党首と共に出演した石破首相がアナウンサーに対して恫喝しているとのデマが撒かれました。

このデマ情報に対しては、出演した番組を放送した日本テレビが石破首相による恫喝を否定する報道を行いました。

悪質なデマ情報が撒かれるSNSはむやみに信じるのは危険といえそうです。

デマ認定された石破首相の“恫喝”

参院選が公示される前後を通じて活発に行われていたのが、各党党首が一堂に会した党首討論会です。

日本記者クラブ主催のものから、テレビ局主催のもの等多くの党首討論会が行われていました。

日本テレビが行った党首討論会で、石破首相が発した言葉が切り抜かれ、拡散されていました。

1日、『news every.』で放送した主要8政党の党首による党首討論。この放送は現在、日テレNEWSの公式YouTubeで配信されていて、地上波の放送部分のほか、各党首に伝えた上でCM中の様子も含めて配信しています。

そのCM中のやりとりをめぐって、SNSには「CM中にアナウンサーを恫喝(どうかつ)する石破茂。CM中だからバラされないとでも? 舐(な)めてるのはお前だよ!」という投稿が上がりました。
引用元 石破首相がアナウンサーをどう喝? “誤情報”拡散で「パワハラ総理」→実際は? 「悪質な切り取り」の声も【それって本当?】

常識的に考えれば、石破首相がアナウンサーを恫喝することなどないと思いますが、この“恫喝”が拡散されることになりました。

こうした事態を受けて、討論会を主催した日本テレビが、“恫喝”を否定する報道を行うことになりました。

配信された記事では、石破首相の発言の文脈について次のように報道しています。

石破首相の「なめない方がいい」という発言は、団塊のジュニア世代(今の50代)が高齢化したときの社会保障の負担について、なめない方がいい、つまり楽観できないとの認識を示したものでした。アナウンサーを恫喝する発言ではありませんでした。

誤った情報とともに拡散された切り抜き動画。「悪質な切り取りですね」「だまされる方が多いのにもびっくり」などと、冷静に見ている人もいました。
引用元 石破首相がアナウンサーをどう喝? “誤情報”拡散で「パワハラ総理」→実際は? 「悪質な切り取り」の声も【それって本当?】

重要な国政選挙のタイミングで流された悪質なデマですが、普通のリテラシーを持っていれば騙されるようなこと、そして拡散されるようなことはなかったのではないでしょうか。

まだまだ続く参院選ですが、悪質なデマには気をつけねばなりません。

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