宮城選挙区選出の石垣のりこ参議院議員が『処理水』を『汚染水』と表現。数々の舌禍事件への反省は皆無なのでしょうか?

立憲民主党所属の国会議員がまたしても舌禍事件を起こしています。今回、舌禍事件を起こしたのは、2019年の参議院議員通常選挙で初当選を果たした石垣のりこ参議院議員です。

石垣参議院議員は宮城選挙区選出であり、被災地選出の国会議員です。それなのに同じ被災地である福島県の福島第一原発事故で発生している『処理水』を『汚染水』と表現しました。

復興に向け、努力している人がいるにも関わらず、『処理水』を『汚染水』と表現した石垣参議院議員は被災地の『敵』ではないでしょうか。立憲民主党は多様性を重んじる政党ですが、このような表現の多様性も重んじているのですか?

石垣のりこ参議院議員が『汚染水』と表現

立憲民主党に所属する国会議員は蓮舫代表代行をはじめ、SNSをすることが仕事とでも思っているのでしょうか。

石垣参議院議員も蓮舫代表代行と同様に、SNSに頻繁に投稿しています。そして今回は、地元紙の河北新報の記事に触れる形で投稿をしました。

石垣参議院議員は『汚染水』という言葉を用いてますが、河北新報のインタビューに応じた山本拓・元農水副大臣は『汚染水』という言葉を使用せず、『処理水』という正確な言葉を使用しています。

石垣参議院議員は『汚染水』という言葉を用いて、『処理水』=危険な物とでも印象付けたいのでしょうか。

石垣参議院議員は続けて次のような投稿をしています。

処理水の海洋放出に石垣参議院議員は反対のようですが、問題なのは対案がないことです。野党第一党の国会議員ならば、対案によって政府の方針に反対するべきではないでしょうか。

『汚染水』という言葉を用いて印象操作を謀り、海洋放出を阻止しようという魂胆ならば、石垣参議院議員は、国会議員というよりも単なる活動家としか言いようがありません。

人々は国会議員に活動家と同じことを求めているのではなく、国会議員としての職責を果たすことを求めているのです。

石垣参議院議員が舌禍事件を起こしたのは、今回だけではありません。

昨年は、国会でまさかの暴言!

石垣参議院議員は、舌鋒鋭く政府を批判する場面が数多く見受けられます。ですが、昨年の通常国会では次のような発言を国会でしました。それも新型コロナウイルス対策が急がれる時期にです。

この質問に入る前のくだりは必要だったとは思えません。相手を挑発する質問のスタイルは、立憲民主党全体に当て嵌まることですが、良識の府と言われた参議院の姿は見る影もありません。

石垣参議院議員の発言は、一般社会の常識に照らし合わせればただの暴言です。

この暴言に加え、安倍総理(当時)が辞任表明した際にも、あまりにも酷い言葉をSNSに投稿し、枝野代表が謝罪する事態になりました。

立憲民主党の石垣のりこ参院議員(宮城選挙区)は28日、安倍晋三首相が持病の潰瘍性大腸炎の再発を理由に辞任表明したことについて、ツイッターに「大事な時に体を壊す癖がある危機管理能力のない人物」と投稿した。
インターネット上で「疾病を患った方々に対する冒とくだ」「癖という発言はどうかと思う」などの批判が殺到し、枝野幸男代表がツイッターで「申し訳ありません」と謝罪した。
引用元 「首相、大事な時に体を壊す癖」 立憲石垣氏のツイートに批判殺到

石垣参議院議員は、言葉の重さをいつになったら理解するのでしょうか。国会議員として、最低限の良識と職責を、石垣参議院議員は果たしていません。

恐ろしいことに石垣参議院議員の任期はまだ折り返しも迎えていません。石垣参議院議員のような国会議員が国会に増えないよう、今年の衆議院議員総選挙では、立憲民主党の候補者に気をつけなければなりません。

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