米国がイラン核施設に攻撃ですが、イランは核関連の活動を続けると発表です




『ドナルド・トランプ米大統領は21日、米軍がイランの核施設3か所を攻撃したことについて国民に向けて演説し、イランの核施設は「完全に破壊された」と述べた。また、イランが「早急に」和平を結ばなければさらなる攻撃を行うと警告した。トランプ氏は演説で、「イランにとって平和が訪れるか、あるいは過去8日間でわれわれが目撃したよりもはるかに大きな悲劇が訪れるかのどちらかだ。多くの標的が残されていることを忘れてはならない」「すぐに平和が訪れないのであれば、われわれは正確さとスピードと技術をもって、他の標的を狙うだろう」と述べた』とのことです。

攻撃を受けたイラン側は「敵の邪悪な陰謀にもかかわらず、この国策産業(核)の発展の道を、核の殉教者たちの血の結晶であるこの道を止めることはないと、偉大なイラン国民に保証する」との声明を発表しました。

イランの最高指導者ハメネイ師は、米国が介入すれば「取り返しのつかない損害」を与えると強く警告していました。

「取り返しのつかない損害」が何なのかわかりませんが、戦火が拡大すれば第三次世界大戦への突入も否定できません。

また、イランが報復として、武力でホルムズ海峡を封鎖すると日本にも大ダメージです。日本が中東からの化石燃料の輸入が途絶えれば、エネルギーや製造業を中心に減産圧力が高まり、GDPが3%弱下押しされる可能性があると指摘されています。

とんでもない事態になりました。




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