
JA全農の広告「お米は高いと感じますか?」に非難の声が集まっています
「ごはんお茶碗1杯の価格は約49円、菓子パン約231円、カップ麺187円、ハンバーガーは約231円。それでもお米は高いと感じますか?どうか、知ってください」というメッセージが書かれた、JA全農山形県本部の意見広告が物議を醸しているようです。
これに対してSNSでは「コメの価格を下げる努力を放棄している」「コメ消費者に対する脅迫」「米価高騰の元凶」「値上がりしても農家の収入が変わってないことが問題」など批判的な投稿が相次いでいるそうです。
SNSの怒りの声は当然です。広告ではご飯と菓子パン、カップ麺、ハンバーガーと比較しているようですが、まったくの的外れです。
菓子パン、カップ麺、ハンバーガーは加工している食品です。これらと比較するのなら炒飯とかを出さなければ比較対象になりません。また、ごはんと比較するのなら、生めんや乾麺、食パンあたりを例に出すのが相応しいでしょう。
これでは消費者をごまかして価格の高騰を正当化しているだけで、JAが意図して価格を吊り上げたと思われても仕方ありません。