自民党の小野田議員が、在留外国人が急増する中、出入国管理体制に警鐘を鳴らし、改善を提案です

自民党で注目度の高い議員の一人、それが参議院岡山選挙区選出の小野田議員です。国会で質疑に立つと他の議員が霞むほどの存在感を発揮しています。

その小野田議員が12日の参議院決算員会で、在留外国人の急増について質疑を行いました。

質疑の中では、出入国在留管理庁の体制に危機感をしています。在留外国人の急増を前に『政治が悪い』と断言する小野田議員、ぜひ政府には小野田議員の指摘を踏まえた上で対策を講じてもらいたいと思います。

小野田議員が指摘する出入国在留管理庁の問題点

ビザの緩和措置等によって外国人が急増している日本ですが、問題も当然生じています。

その問題の1つとして指摘されているのが、“経営管理ビザ”の悪用です。この指摘が小野田議員の手によって国会で取り上げられました。

小野田議員は12日の参議院決算委員会で『いろいろな疑惑の目が向けられている。各ビザで入国した者が適正な資格のもと活動しているのか、犯罪を犯してないか、納税や社会保険料の支払いをしているか、医療費の未払いはないかなど、管理して調べる体制というのは整っているのか』と政府に疑問をぶつけました。

この質問に対して出入国在留管理庁は『必要に応じて関係行政機関などへの照会や実態調査などを行い、その活動実態の把握に努めている』と答弁しましたが、これで引き下がる小野田議員ではありません。

小野田議員は『やっています、としかいえないと思う』『爆発的に、いっぱい外国人観光客や労働者を呼ぼうとしている政治が悪いが、それをこの人数で管理しろというのは『できるのかな』と思っている』と語り、出入国在留管理庁の人員の在り方に疑問を呈したのです。

確かに、小野田議員の言うように外国人が急増していても、出入国在留管理庁の人員がそのままであればキャパオーバーするのは目に見えています。

与党議員でありながら、必要と思ったことは遠慮なく政府に突き付ける小野田議員、政府はこれからも在留外国人を増やそうというのであれば、小野田議員の指摘を踏まえた上で体制を整えるべきです。

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