県土木建築部長が議会で無責任発言です!「ガードレールは歩行者の自由な通行を妨げる」自由にさせたせいで死者が出たのですよ?

ダンプ事故により死傷者が出た名護市安和桟橋の安全対策について、沖縄防衛局が妨害行為に対する安全対策として、安和桟橋でのガードレール設置を県に求めていましたが、県の対応はラバーポールの設置でした。

これについて、県議会で取り上げられましたが、土木建築部長が行政としてあるまじき答弁をしていました。

県民の安全より抗議活動優先ですか?

県議会2月定例会は19日から代表質問の日程に入りました。

『米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設工事を巡り、新垣氏は沖縄防衛局が妨害行為に対する安全対策として、安和桟橋でのガードレール設置を県に求めている件をただした』とのことですが、前川智宏土木建築部長『「ガードレールは歩行者の自由な通行を妨げる恐れがあることから、道路管理者としては設置は認められない」と述べた。現場の安全対策は防衛局も行うべきとの考えを示した』と答弁しました。

自由な抗議活動を野放しにしていたから死亡事故になったのではないでしょうか。通常なら、死亡事故があった場合、現場に不具合があれば行政は迅速に安全対策に動きます。

自由な通行を妨げずに安全対策を強化する方法なら、考えればいくらでもあります。実際にSNSでは歩道橋の設置や信号設置などの意見があがっています。それなのに、県の安全対策はラバーポール設置だけです。棒が立っただけで、事故発生時と何も変わっていません。これで死亡した遺族は納得できるでしょうか。

また、「現場の安全対策は防衛局も行うべき」とのことですが、責任を持って対応すべきは道路管理者の県です。恒久的な安全設備を設けるなら、なおさら道路管理者が行うべきです。もし、辺野古移設工事の期間中に限定された安全対策として、仮設施設を設けるなら防衛局と協議して対策を行うべきでしょう。

自由な通行を確保しつつ、歩行者の安全を図るのが行政の仕事です。土木建築部長の答弁は極めて無責任と言わざるを得ません。これが今の沖縄県政です。

 

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