
辺野古移設の護岸工事に反対派が「4・25海上大行動」で、カヌー31艇と船6隻に市民ら約50人が乗り込み抗議です。海上での危険な抗議が多数報告されているのに、県は無視ですか?
これまでもこういった海上での抗議活動で、海保の船やボートや漁船と接触又は近接してトラブルになっていた報告は多数あります。また今年の1月には同じくこの辺野古海域で、県内の報道機関の記者を乗せたプレジャーボートが漁船に近づき、潜水中の漁業者に漁船から漁業者に酸素を送っているコンプレッサーのホースをプロペラに巻き込んだ事故が起きています。
陸上でも名護市安和桟橋の出口付近で、名護市辺野古への移設工事で使う土砂を運ぶダンプカーに警備員などが巻き込まれて死傷した事故が昨年6月に発生し、今年3月、現場付近で抗議活動中の70代男性が安全ネットを乗り越えた際に、50代の男性警備員が転倒し、負傷しています。
県はこのような危険な抗議活動をなぜ容認しているのでしょう。また、こういった危険な抗議をまるで「正義の反対運動」と言わんばかりに取り上げる沖縄メディアの報道姿勢も疑います。
また、「新基地建設に抗議」とありますが、移設事業の正式名称は「普天間飛行場代替施設建設」で、小野寺五典防衛相は「すでにある米軍キャンプ・シュワブの中に拡張するので、新たに基地ができるわけではない」と説明しています。新基地建設と表現するのは県知事もですが、誤った表現で県民の反感を煽るのはやめたらどうでしょう。
抗議してる方々は辺野古移設が長引けば長引くほど、普天間基地の返還が後になる事を理解しているのでしょうか?