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教師の不適切対応原因で命を絶った女生徒について、学校側が生徒のSOSに一切対応していなかったことが判明しました




『千葉県の教育委員会は、高校2年の女子生徒が授業を巡って教師との関係に悩んだ末に自殺したとする第三者委員会による調査結果を公表しました』との報道がありました。

『千葉県の高校に通っていた当時2年の女子生徒がおととし10月に自殺したことを受け、千葉県教育委員会は第三者委員会を設置して調査していました。調査結果によりますと、女子生徒が自殺前に書いていたいじめに関するアンケートで、英語の教師が授業中に生徒を侮辱したり、立たせ続けたりすることについて抗議していました。また、このアンケートも含めて「皆の前で恥ずかしい思いをするので英語の授業に出たくない」「死んでやろうかとおもった」といった内容を学校側に少なくとも3回伝えていました。』とのことです。

しかし、学校側の対応は『学校側は問題を共有せずに対応をしなかったということです』との信じられないものでした。

教師によるいじめと言っていいでしょう。当該教師の行動もあり得ないことですが、生徒の訴えを放置した学校側の責任は重大です。

『教育委員会は、英語の男性教諭、担任の男性教諭、当時の学校の校長と教頭をいずれも減給処分にし、「生徒のSOSが何度も見逃されることはあってはならない」と指摘しました』とのことですが、生徒間のいじめもそうですが、学校内の事なかれ主義の風潮を改めなければ、生徒の命は守れないのではないでしょうか。




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