ワクチン3回目接種を求めて幅広い年代の人たちが会場に訪れる
新型コロナウイルスの感染力は、世界で今もなお収まることなく、各国で感染拡大が続いています。
日本では、新型コロナウイルス変異株のオミクロン感染が確認されてから、政府が感染拡大防止の政策に取り組んでいます。
新型コロナウイルスワクチンの3回目接種を後押しする自衛隊の大規模接種会場が31日、東京都内に開設された。場所は昨年5~11月と同じ大手町合同庁舎3号館(千代田区)。初日は計720人に米モデルナ製ワクチンを打つ予定で、さっそく幅広い年代の人たちが会場を訪れた。
対象は自治体が発行する3回目の接種券を持つ全国各地の18歳以上。2月5日までの計4320人分の予約は既に埋まっている。接種の予約枠は7日から1日あたり2160人に拡大する予定だが、それでも1日最大約1万人に接種した昨年の約2割にとどまる。施設の老朽化などで会場のスペースが狭まったためという。7日に接種が始まる大阪会場も含めて、7月31日までの開設を予定している。
この日の接種は午前8時過ぎに始まり、訪れた人たちは医療スタッフから予診票や健康状態の確認を受けて接種に臨んだ。東京都調布市の会社員、池端大輔さん(44)は1、2回目と同様に自衛隊の大規模接種を選んだ。「できるだけ早く(3回目を)打ちたかった。地元では接種が3、4月になってしまう」と話した。
新型コロナウイルス拡大防止に常に取り組み、ワクチン輸入のことを考えた計画を実行通りに進められているのは、大きな成果だと言えます。
一日でも早く、新型コロナウイルスの終息に向け、国民ひとりひとりが意識ある行動をとる必要があります。