立民・野田代表『介護の現場は危機的状況だ』と語り、賃上げを目指す⇒岸田総理が着手済みでした。。。周回遅れです

通常国会では野党第一党としての力を誇示したい立民ですが、どうも周回遅れの感が否めません。

野田代表が『介護の現場は危機的状況だ』と語り、賃上げ法案を通常国会に提出する構えを見せました。ですが、この介護職等への賃上げは岸田総理が着手していたことなのです。

岸田総理が着手していたことを踏まえると“今更感”しかない野田代表の発言ですが、今まで無関心だったのでしょうか。

野田代表が意気込むも、岸田総理が着手していた賃上げ。。。

立民の野田代表が通常国会で介護・障害福祉に従事する職員の賃金を増やす法案を提出する方針を明らかにしました。

北九州を訪問していた野田代表は、記者団に『介護の現場にしっかりと人が集まらなければならない。危機的な状況だ』『待遇改善の法案を出したい』と語りました。

この野田代表の姿勢をアピールしたかったのか、小川幹事長は自身のSNSに投稿しています。

小川幹事長が懸命にアピールする野田代表の姿勢ですが、介護職らの賃上げについては過去に国会で議論になったことがあります。

当時総理だった岸田総理は『医療や介護、福祉などの分野の賃上げは、喫緊の重要な課題だと認識している。今般の経済対策はもちろんだが、その後に診療報酬や介護報酬などの同時改定が予定されている。これらを通じて処遇改善にしっかり取り組んでいきたい』と衆議院予算委員会で語っています。

また岸田総理はこの問題に対して、言葉だけではなく行動を起こしています。その行動については次のように報じられています。

岸田政権は介護職などの賃上げ政策を2022年2月から行なっています。介護職員の給料について、2022年2月から1人あたり月額約9,000円の手当が支給されています。

2022年2~9月は全額国の交付金として支給され、10月以降は介護報酬に組み込まれて恒久化されました。
引用元 【最新】介護職員の給料が上がる?2024年の月額6000円の賃上げを解説

これら岸田総理の施策を見ると、野田代表が『介護の現場は危機的状況だ』と認識するのがあまりにも遅いと言わざるを得ません。

野田代表は存在感を示したいのかもしれませんが、今まで介護現場に無関心だったのかと疑いたくなる発言です。

先を見据えて動いていた当時の岸田総理と、野田代表を比較すると立民の課題認識の遅さが際立つばかりです。

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