岸田首相、「『改革』は弱肉強食の冷たいイメージ」

岸田文雄首相が10日、フジテレビ系「日曜報道 THE PRIME」に出演した。首相就任後、テレビに生出演するのは初めて。

この中で、8日の所信表明演説で「改革」という言葉を一度も使わなかったことについて問われた首相は、「『改革』という言葉には市場原理主義、弱肉強食など何か冷たいイメージがついていると感じている。私の所信表明演説には、（「改革」の語はなくても）冷たい改革ではなく、血の通った改革をしっかりやろうということを盛り込んだつもりだ」と強調した。

去年10月に所信表明演説を行った菅義偉前首相は「改革」を16回使った。「分配」の語について、菅氏は一度も使わず、岸田氏は今回12回使った。

一方、岸田首相は、株式譲渡益や配当益に一律20％の税率を課す金融所得課税の見直しについて、「当面触ることは考えていない」と述べた。それよりも賃金の引き上げなどの施策を優先させる考えを示した。

https://news.yahoo.co.jp/articles/821d19c1755198f680d264b397d2005271d6505e

GNJ

ネットの声

行政改革、構造改革、改革というと何か古いものを新しくするというイメージがあるが、小泉構造改革に見られるように、既得権打破の名の下に、新しい利権を作ってきた。これによって、新しい富裕層が生まれ、切り捨てられた者も多く出た。

岸田総理が言われる通りなら期待したい。非正規を増やし官製相場の株価を含め新自由主義と決別してくれるなら未だ希望があります。あと何でも民営化は大反対。原発など民間電力会社ができないことは明白。情報インフラもしかり。官と民のあり方をもう一度一から考えてほしい。

20年以上も失ってるから「ちょっとやそっとじゃ日本はどうにもならない。だから改革だ」みたいな感じになって、それで更に日本は劣化するという負のスパイラル。失われた20年の最大の理由は「景気が回復する前に景気が悪くなること（増税、歳出カット）をしてるからに過ぎない」ということをいい加減に国民は理解すべき。

「もう改革なんてうんざりだ」という声が岸田の耳にも届いてたんだな

無駄を無くすとか効率を上げるとかを否定しているわけじゃない
ただ、改革という「言葉」がもう嫌だ、うんざりだという人は以外と多いかも

改革という言葉やイメージに国民は騙されなくなってきている。
岸田さんが改革という言葉を避けたのは懸命だと思う。

今の日本の状況はこうすれば良くなるなんて簡単に言える政策は少ない。

改革＝善と考えるのは間違いです。

改革とかいう言葉の響きは、古くて劣化したものを新しくて高品質なものに置き換えるイメージだが、人間社会は機械の交換とは全く違う。

コロナのこれから
落ちたもんをどう拾い変えていくのか
日本はかなり大事な時期になり、これからさらに正念場となる

政治家の番組というか
政治や大切な事をもっとゆっくりしっかり
わかりやすく時間をかけて伝えられる場所が
あると国民はもっと理解していけるのかなと思う