立民主導の『共産外し』の枠組み発足との報道です⇒日本共産党が怒りました⇒まさかの撤回をしました。。。

立憲民主党と日本共産党との連携ですが、日本共産党が協議を呼び掛けているにも関わらず、立憲民主党が応じようとしません。

日本共産党からの呼びかけを無視し続けている立憲民主党がこともあろうに『共産外し』に動き出したと報じられました。日本共産党を枠組みに入れろとはまでは言いませんが、いささかやり方が乱暴ではないでしょうか。。。

選挙の時だけ協力を呼び掛けていては、『共産票』を狙っているだけに思えてしまいます。当然、日本共産党は立憲民主党の対応に怒りを露わにしています。

日本共産党の怒りを前に、立憲民主党は今度はまさかの方針転換をし、枠組みを撤回しました。この政党に一貫性はないのでしょうか。

立憲民主党がまさかの行動との報道。。。

政策ではないところで目立つことが多い立憲民主党ですが、今回もまた政策ではないところで目立ってしまいました。

立憲民主党の主導で国会活動の新たな枠組みを創設したのですが、今まで共同歩調を取っていた日本共産党を枠組みから外したと報道されたのです。

立憲民主党、日本維新の会、国民民主党、衆院会派「有志の会」の野党4党派の国対幹部は14日、国会内で会談し、与党が目指す21日の2022年度予算案の衆院通過に反対し、十分な審議時間の確保へ協力することで一致した。4党派は今後もこの枠組みの会談を定例化する方向だが、共産党は「共産外し」に猛反発している。

今回の会談は立憲が働きかけた。立憲は維新や国民と一定の協力関係を築くことで野党第1党の存在感を発揮したい考えだ。「できれば共産も一緒にやりたい」（奥野氏）としているが、他の党派の中には「共産は外してほしい」との声があり、共産抜きの開催に踏み切った。
引用元　立憲、維新など野党4党派の枠組み新設、外された共産は猛反発

他の野党の主張を受け入れて『共産外し』をしたと立憲民主党は言いたげです。選挙協力もし、候補者を取り下げてきた日本共産党からすれば、協議の呼びかけは無視された挙句、一方的に枠組みから除外されたことになります。

当然、立憲民主党の自己中心的な行動に日本共産党は怒りを露わにしています。

小池書記局長、不快感を示す。。。

立憲民主党に振り回され続けている日本共産党ですが、今回の立憲民主党の行動には流石に怒りを隠そうともしていません。

記者団から問われた小池書記局長は、不快感を露わにしています。

共産党の小池書記局長は14日の記者会見で、立憲側から「共産党以外の立憲、維新、国民などで情報交換の場を作るという趣旨の説明があった」と明らかにした。

その上で、小池氏は「野党間の共闘でも維新を自公の補完勢力として、共闘の対象にしないことを確認してきた」として、「維新を野党として協力の対象とすれば、野党の立場が根幹から問われることになる」と不快感をあらわにした。

また「共産党は外されたと受け止めているか」との質問に対し、「そういう扱いをすれば野党の立場は根本から問われる」と重ねて強調した。
引用元　野党間で「共産外し」を検討　共産・小池氏は不快感あらわに

小池書記局長の言い分も十分理解できます。立憲民主党も日本共産党には選挙協力や首班指名選挙で恩義があるはずです。

通すべき筋を通さずに頭越しに、一方的な『共産外し』をやられたら、当事者でなくても不快に思います。

この日本共産党の怒りを前にした立憲民主党は、まさかの方針転換にでました。なんと決めたばかりの枠組みを撤回したのです。

立憲民主党の馬淵澄夫国対委員長は１５日、立民、日本維新の会、国民民主党の３野党などの枠組みによる国対委員長代理級の会合について「今は考えていない」と述べ、撤回する考えを表明した。外される形となった共産党による反発を踏まえ「配慮を欠いた」と述べ、共産に謝罪したことも明らかにした。国会内で記者団に答えた。
引用元　立民、「共産外し」枠組みを撤回し謝罪　朝令暮改批判がブーメランに

政権が方針を臨機応変に変えたら、批判をしていたことを考えれば、これほど滑稽なことはありません。この朝令暮改を前に、従前のような政府批判をまだするのでしょうか。

やることなすことが混乱の原因になる立憲民主党は、今一度解体的な出直しが必要だと思います。