米IBMが半導体技術巡る訴訟で和解 日本のラピダスは事業懸念が解消




産経新聞の記事によると、米半導体受託製造大手のグローバルファウンドリーズ(GF)が次世代半導体の生産を目指す日本のラピダスなどに企業秘密を漏らしたとして、米IBMを相手取り起こした損害賠償請求訴訟で、両社は4日までに和解したと発表した。訴訟の行方次第でラピダスの事業展開に影響が出る可能性があったが、不安材料が解消した形だ。

両社は声明を出し「両社間の契約違反と企業秘密、知的財産権に関する主張を含むすべての訴訟問題が解決した」と説明しました。
金銭面などの和解条件は明らかにしていません。
GFは2015年にIBMから半導体製造事業を買収しました。
同事業が保有する技術や、開示する権利はGFに譲渡されたにもかかわらず、IBMが売却後も提携先に違法に企業秘密を開示したと主張し、23年に米ニューヨークの裁判所に提訴していたとのことです。




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