楽天、携帯電話契約者増で迫る黒字化
「モバイルも将来的なビジョンが立つようになってきた」
オンラインで行われた13日の決算説明会で、楽天の三木谷浩史会長兼社長はこう語りました。
携帯電話事業の赤字がグループ全体の収益を押し下げる中、楽天では三木谷氏が自ら音頭を取って法人契約などを獲得し、グループ社員総出で営業活動に当たっています。
仮想移動体通信事業者(MVNO)などを除いた携帯電話の契約数は、11月10日現在で741万回線と、黒字化の目安としてきた800万回線に近づいているとのこと。
定額減税の効果もすでに消えつつあり、円相場が15日に一時、1ドル=156円台後半に下落するなど、円安の進行も物価の先高観に拍車をかけています。