新型コロナの対応にもあたった経験がある加藤元官房長官。国会では立民の質問を次々と撃退していました。。。
日本、そして世界中が大混乱になった新型コロナですが、初期対応にあたった安倍政権で厚労相を務めていたのが加藤勝信氏です。
誰もが経験したことのない未曾有の危機でしたが、加藤氏は国会で立民からの、今思うと呆れるしかない質問にも丁寧に答弁をしてきました。
総裁選に出馬した候補者の中で、群抜く答弁力を持っている加藤氏が総理総裁になれば日本の難題も前に進めることができるのではないでしょうか。
加藤氏が見せた安定した答弁力
日本で新型コロナが確認され、対応にあたったのが当時、安倍政権の厚労相を務めていた加藤氏です。
加藤氏は誰もが経験したことがない状況であったにも関わらず、国会で立民の不安を煽るような質問に対しても丁寧に答弁をしていました。
2020年3月11日、衆議院厚生労働委員会で質問に立った立民の山井議員は「危機感が感じられないんです。これは人の命がかかっているんですよ。感染がどんどん拡大しているんですよ。これだけ検査がふえていないということを、検査を受けられずに重症化あるいは感染拡大していることに対して、もっと危機感を持って答弁すべきだと私は思います。」と不安を煽るような冷静さを欠いた発言しています。
その上で「海外は日本を疑惑の目で見ていますよ、感染者をふやさないために検査をとめているんじゃないか、検査の件数を低くしているんじゃないかと。実際、韓国に比べて検査件数は十分の一ですよ。そういうふうに見られても仕方がないと思います。加藤大臣、保険適用に、先週金曜日に導入されて、保険適用によってふえた件数は何件ですか。」と加藤氏を問い詰めました。
この山井議員の質問に対して加藤氏は冷静な答弁を見せました。
申しわけないですけれども、危機感を持ってやっていないわけでは全くありません。むしろ、きちっとした情報を的確に伝える、私はそこを、しっかりと情報を提供したいから冷静に申し上げているのであって、やはりそこは混濁をぜひしていただきたくないと思います。
それから、韓国の事例を言われましたけれども、では、韓国と日本で死亡者数がどれだけ違いますか。そういうことを一つ一つ検証して判断しなければ、一部言われたものだけでそれを言われる、また、これはちょっと言い過ぎかもしれませんが、この場をみんなが見ているんですよ。しかも国会という場、ここでどういう議論をしているかということはすごく私は大事だと思っています。だから、なるべく、委員には御迷惑をかけていますが、できるだけ丁寧な説明をさせていただいているということであります。
引用元 第201回国会 衆議院 厚生労働委員会 第3号 令和2年3月11日
未曽有の危機に不安を煽るような質問をした山井議員を、冷静に「きちっとした情報を的確に伝える、私はそこを、しっかりと情報を提供したいから冷静に申し上げているのであって、やはりそこは混濁をぜひしていただきたくないと思います。」と諭したのです。
当時、新型コロナをめぐり、様々な対策が検討されていたと思いますが、そうした議論の中で冷静に新型コロナに対応したのが加藤氏なのです。
未曽有の危機を、最前線で指揮した加藤氏、その手腕をもってすれば日本に山積している課題を解決することが可能なのではないでしょうか。