• HOME
  • ブログ
  • 地方議員 , 政治ニュース
  • 辺野古移設めぐる「最後」の訴訟、抗告訴訟も県が敗訴です。県と玉城知事はまだあがきますか???そろそろ県民の生活に目を向けてはいかがでしょう

辺野古移設めぐる「最後」の訴訟、抗告訴訟も県が敗訴です。県と玉城知事はまだあがきますか???そろそろ県民の生活に目を向けてはいかがでしょう

沖縄のアメリカ軍普天間基地の移設先となっている名護市辺野古での軟弱地盤の改良工事をめぐり、国土交通大臣による決定の取り消しを求めて県が訴えを起こした裁判で、2審の福岡高等裁判所那覇支部は、「都道府県が訴えを起こす資格はない」などとして、1審に続き県の訴えを退けました。

しかし、玉城知事は判決に不服のようで、遺憾を表明したうえで、今後の対応を考えるとのコメントを残しました。

辺野古に関する最後の訴訟も沖縄県が敗訴です

この裁判は、普天間基地の移設先となっている名護市辺野古の大浦湾側での軟弱地盤の改良工事をめぐり、防衛省が申請した設計変更に対する県の不承認を国土交通大臣が取り消した3年前の決定について、県が違法だとして取り消しを求めて訴えたものです。去年11月に、那覇地方裁判所が「都道府県が訴えを起こす資格はない」などとして、訴えを退けたのに対し、県が控訴していました。

2日の判決で、福岡高等裁判所那覇支部の三浦隆志裁判長は、「県が主張する『固有の自治権』という概念は必ずしも明確でなく、この裁判を起こすことが認められないとしても、憲法が定める地方自治の本旨に反するとまではいえない」などと指摘しました。その上で、「沖縄防衛局が行った設計の変更申請は、本来は国が行うべき事務を都道府県が代わりに行う『法定受託事務』で、県の処分を取り消す決定をしたことについて、都道府県が訴えを起こす資格はない」などとした1審の判決を支持し、県の訴えを退けました。

辺野古を巡る国と県の法廷闘争は計14件あり、判決が確定した訴訟はいずれも県が敗れ、この抗告訴訟が唯一係争中でした。しかし、「県が訴えを起こす資格はない」と、門前払いとなってしまいました。

判決について玉城知事は『「裁判所には、公平・中立な判決を期待していただけに、極めて残念」としたうえで、「判決内容を踏まえ、今後の対応を検討する」』とコメントしたようですが、沖縄県の今後の対応が注目されます。しかし、これだけ敗訴が続けば、知事と県の主張が間違っているといい加減気が付きそうなのですが、すんなり判決を認め、国に協力的になるような気配すらないようです。いい加減に辺野古以外の沖縄県が抱える諸問題に目を向けてみてはいかがでしょう。

関連記事一覧