NHK国際放送での反日発言巡り、松本総務省が「公共放送としての使命に反する」林官房長「遺憾だ」とご立腹です
NHKのラジオ国際放送などの中国語ニュースで、中国人スタッフが不適切な発言をした問題を巡り、総務省と官房長官がご立腹です。
総務相は「公共放送としての使命に反する」としたうえで「原因究明、再発防止策を着実に行うよう求めたい」と述べています。
公共放送が日本政府の見解と異なる発言を放送し、総務相と官房長官が激怒です
問題の発言は、尖閣諸島について「中国の領土」との発言があったと報告されましたが、他にも『このスタッフが原稿にはない「『軍国主義』『死ね』などの抗議の言葉が書かれていた」という文言を加えて放送していた』と発表しました。他にも『南京大虐殺を忘れるな。慰安婦を忘れるな』といった発言もあったようです。
こういった日本政府の見解と異なる発言が放送されたことについて、松本剛明総務相は27日の閣議後記者会見で、『公共放送としての使命に反する』と批判したうえで、『事実関係を正確に把握するとともに、原因究明、再発防止策を着実に行うよう求めたい』と述べました。
林芳正官房長官も26日の記者会見で、『「遺憾だ。発言はわが国の立場と全く相いれない」と語った。NHKに対し、「公共放送としての社会的責任を深く認識し、再発防止に取り組んでほしい」と求めた』とのことで、会見動画を見る限りでは、かなり怒っているように見受けられました。
NHKの対応を見ていると、問題の矮小化を図っているような感じがしますが、とんでもない話です。NHKは事の重大さを理解しているのでしょうか。SNSなどでは、会長の辞任とNHKの解体を求める声が広がっています。
今後国会でも厳しい追及があるようですが、注意だけで終わらないよう、厳しいケジメを要求していただきたいです。