ヤマト運輸の倉庫、気温計の針が40度振り切り、労働者が熱中症対策求めストライキ
産経新聞の記事によると、ヤマト運輸の倉庫内の熱中症対策が不十分だとして、同社の男性社員(55)が19日、労働環境の改善を求めてストライキを実施した。男性は個人加盟の労働組合「総合サポートユニオン」に加入。労組によると、男性が働く兵庫県尼崎市の倉庫は室温が高い状態が続き、吐き気や頭痛など熱中症の症状に苦しんでいるという。
と書かれています。
男性は東京都内で記者会見し、同僚には非正規雇用の高齢者が多く、同様に暑さを我慢し働いていると説明します。
「倉庫内のひどい実情を知ってほしい。労働環境を変えたくてストに踏み切った」と訴えました。
倉庫には業務用扇風機などが設置されているが、6月末には暑さを感じるようになり、7月には40度まで計測できる気温計の針が振り切れたといいます。
労組は今月上旬にヤマト側と団体交渉を実施しました。団交でヤマト側は気温計は壊れていて室温は最高36度だったとしています。