高速道路SAPAの「有料化」案の問題点とは




産経ニュースの記事によると、先日、高速道路関連のニュースでちまたをにぎわせた件がある。高速道路のサービスエリア/パーキングエリア(以下、SAPA)の混雑がひどく、高速道路を運営するNEXCO各社はそれを解消するため、SAPAの利用を有料化することを検討しているというものだ。

これに対して「有料化したら、ますます休憩を取らなくなって危険だ」とか「運送コストの上昇を誰がカバーするのか」という反対意見がいくつも見られた。
と書かれています。

現時点ではSAPAの利用自体が有料になるのか、一定時間までは無料で、それを超えると有料になるのかは、決まっているわけではありません。
どちらにせよ十分な休息を取ろうと思ったらある程度の時間は滞在することになります。
しかも高速道路で長距離移動をすることになれば、どこかのタイミングで長い休憩を取るのが一般的となっています。
高速道路を利用しているドライバーのうち、大きく影響を受けるのは当然、長距離輸送が多い大型トラックのドライバーです。
夜間はSAPAに駐車して仮眠を取るドライバーも多く。その時間帯には大型車の駐車スペースは満車になり、乗用車の駐車スペースなど空いているところを見つけて駐車している光景を見かけます。
今後ただでさえ不足すると言われている配送業者ですがこのような施策を取ることでさらに加速してしまうのではないでしょうか。




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