日産が中国の名門校・清華大と共同研究センター設立へ 




産経ニュースによると、日産自動車の中国現地法人は17日、北京にある中国の名門校、清華大との共同研究を強化すると発表した。共同研究センターを設立し、来年から電気自動車(EV)関連やマーケティングなど幅広い分野で協力する。中国ではEV拡大を機に現地メーカーがシェアを拡大中で、日産は提携やEVラインアップの強化などにより巻き返しを目指す。とのことです。

日産と清華大が16日に覚書(MOU)を調印しました。
両者はこれまでも、中国市場でのEVや自動運転技術で共同研究を進めてきました。
若者世代である「Z世代」へのコミュニケーション方法や、充電インフラ整備といったEVのエコシステムなどにも広げていきます。

日産の中国現地法人社長の松山昌史氏は17日に北京で記者会見し「中国顧客の多様な期待に、より迅速に応えるため研究を強化する」と語りました。
日産は、中国市場で26年までにEVとプラグインハイブリッド車(PHV)を、日産ブランドと現地合弁ブランドで計10車種を投入する計画を示しています。
松山氏は「中国事業を再び成長軌道に乗せるべく現在活動を続けている」と述べ、巻き返しを図る考えを示しました。




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