能登地震の発生後、国会で政府の施策を正した加藤勝信元官房長官。今回は現状を視察し、復興支援に動いています。

岸田総理が出馬見送りを表明した自民党総裁選ですが、多くの人が立候補の意欲を示しています。

多くの立候補者が予想される自民党総裁選ですが、政府の要職を歴任してきた人物も名乗りを上げています。その人物は官房長官や厚生労働大臣を務めた加藤勝信氏です。

そんな加藤氏が今年、一貫して取り組んでいることが能登半島地震の被害からの復旧復興です。

加藤氏が取り組む復旧復興

岸田総理が出馬見送りを表明したことで、早くも自民党総裁選に注目が集まっています。

過去に総裁選に立候補し、落選した古い政治家も立候補に意欲を示しているようですが、初めて総裁選に挑戦しようとしている人もいます。その一人が官房長官などを歴任した加藤氏です。

その加藤氏ですが、今年に入ってから力を入れて取り組んでいることがあります。それが能登半島地震からの復旧復興です。

2月の予算委員会では質疑に立ち、政府が提示した住宅再建支援制度の創設に関し、『対象者が限定されているかのように見える。同じ被災をされている方々が取り残されるようなことがあってはならない』と指摘し、被災者が納得する形で制度設計を行うよう求めていました。

2月は地震発生後、1カ月程度しか経っていないためか、多くの国会議員が地震関連の質問をしていましたが、その後の通常国会では政治資金に関しての話にシフトしていきました。

一部の国会議員にとっては政治資金問題の方が大事なのかもしれませんが、加藤氏の動きは違いました。なんと今月に入ってから被災地の復旧復興状況について視察を行ったのです。

加藤氏は岡山第5区(新・第3区)選出の国会議員です。にも関わらず、地震発生以降、被災地に寄り添い続けているのです。

岸田総理は復旧復興のためにタスクフォースを設置するなど、復旧復興を加速させる姿勢を示していますが、道半ばで退陣することになりました。

国会では政府の施策を正し、現地を視察するなどしている加藤氏なら、復旧復興を加速させることができると思います。

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