プラチナ獲得濃厚の楽天モバイルの課題

z


楽天モバイルが、念願の「プラチナバンド」を獲得する見通しとなりました。
携帯電話やそれ以外も含めて用途が多く貴重なことからプラチナの名を冠する周波数帯を総務省から割り当てられることで、「つながらない」との悪評を払拭できるかが焦点となります。

産経ニュースによると、楽天はこれで、プラチナバンドを割り当てられた他の携帯大手3社と並ぶことになるに過ぎない。3社にはない〝武器〟を利用者にアピールして差別化を図ることが今後の課題となる。とのことです

総務省が9月29日で締め切った新しいプラチナバンドの割り当てには楽天のみが申請している状況です。
総務省の審査や23日の電波監理審議会から答申を受ける必要があるが、実質的に、楽天へのプラチナバンドの割り当てが決まった形となります。

競合他社ではソフトバンクの宮川潤一社長が「申請するかは検討中だが非常に確率は低い」と述べています。
今回のプラチナバンドについて、昨年11月に携帯電話に利用可能か技術検証を求めると総務省の有識者会議で提案していたNTTドコモも申請しませんでした。
「設備投資の優先順位などを考慮した」としたが、既存3社全社が楽天に譲った形となります。




関連記事一覧