川勝知事が再び問題発言「磐田は浜松より元々文化が高い」「藤枝東はボール蹴ることが一番重要」これを議会が問題視
過去に「コシヒカリ発言」で非難を浴びた静岡県の川勝平太知事ですが、またも問題発言がありました。
川勝知事は「磐田ってところは文化が高いんですよね。あそこは浜松より元々高かった」「藤枝東はサッカーをするためにやって来ている。それくらい学校も何と言うか(笑)、ボールを蹴るというか、これが一番重要なことなんですよ、勉強よりも何よりも」と述べたとのことですが、これが議会で問題視されました。
川勝知事の発言を議会が問題視
川勝知事は記者会見で苦しい言い訳をして、問題ないとの認識を示したようですが、磐田市と浜松市のついては市同士の分断を招きかねない発言で、コシヒカリ発言の反省がまるで見えません。藤枝東高校についても、調べたところ、偏差値は60を超え、県内有数の進学校とのことです。「勉強よりもサッカー」は大きな誤りです。
一連の発言を議会が問題視しています。県議会最大会派の自民が役員会を開き、対応を協議したところ『ほかの決議(不信任決議)の検討もしたが、状況の推移見ながら閉会中の継続審査等も含めて対応していくことになった』とのことです。自民改革会議の増田享大代表は『どこかを上げるためにどこかを下げる発言は、コシヒカリ以降ずっとある話。対象にすべき地域や固有の県立高校はまずい。いくらフォローしているとはいえ、気持ちを害されている方は少なくないと思う』と苦言を述べています。
コシヒカリ発言をめぐり「今度迷惑かければ辞職する」と述べた川勝知事ですが、一連の発言は辞職の相当するのではないでしょうか。