共産・志位氏、立憲・小沢氏「政権奪取宣言」
BS―TBS「報道1930」
「次の総選挙で絶対に政権交代を実現する」(小沢氏)
「次の総選挙で政権をとる」「共産党も含めて新しい政権をつくる」と宣言を(志位氏)「次の総選挙で、政権交代を実現する」――。日本共産党の志位和夫委員長と立憲民主党の小沢一郎衆院議員が2人で出演する初めてのテレビ番組となった24日のBS―TBS「報道1930」。ハイライトは、野党連合による「政権奪取宣言」でした。
菅政権――“幹”の問題では「安倍政権の継承」と「自己責任」だけ
番組では、菅義偉内閣が打ち出した携帯電話料金引き下げ、不妊治療への保険適用の拡大、デジタル庁などの政策をどう評価するかがテーマになり、両氏は次のようにのべました。小沢 個別の話を打ち出して、このこと自体が悪いわけではないですが、基本的な国の制度、雇用のあり方、社会保障、根本的な問題が横たわっているわけですよ。こういうたぐいのやり方は、一時的に国民に受けることがあったとしても、このパフォーマンスで政治を判断してはいけないと思う。ただ野党の方も、わかりやすいという意味で、思い切った政策、抜本的な骨太の政策を打ち出していかないといけません。
志位 携帯電話の値下げ、不妊治療の保険の問題などは、やる必要があります。ただこれらは、基本は部分(の問題)です。国の政治の“幹”になる問題については菅首相は二つしか言ってない。
一つは、「安倍政権の継承」です。安倍政権の最後はどうだったか。アベノミクス一つとっても、国民の暮らしには届かなかった。実質賃金がどんどん減り、非正規雇用が38%まで増加し、暮らしがどんどん苦しくなっていった。「森友・加計・桜を見る会」などの国政の私物化問題にすべてふたをする態度だった。コロナの問題でも、行き当たりばったりの対策をやって、結局、感染のコントロールができない。あらゆる点で行き詰まっているものを引き継ぐというわけですから、未来は出てこない。
もう一つ、菅首相が言っているのは、「自助・共助・公助」です。これが国家観だというわけです。なかでも「自助」を強調して、「まず自分でやってみる」と、「自己責任」を強調しています。
ところがこのコロナのもとで、みんなもう「自助」をやっていますよ。苦しいながらがんばって、何とか店を維持しようとして、それでもつぶれそうだという中小業者。雇い止めされて路頭に迷ってしまっている非正規労働者。そういう人たちに「まずは自分でやってみなさい」と言う。これは、政治としておかしい。
政治としてやるべき仕事は公助です。まず国民の暮らしをよくするための責任を果たすべきなのに、その姿勢が見えない。「自己責任」をこのコロナのなかで押し付ける政権でいいのかという本質的な問題が出ています。
“幹”のところは「安倍政権の継承」と「自己責任」の押し付けが政権の正体だということです。ですから、これはもう倒さなければならないと思います。
菅政権に対し、ますますの共闘の発展でこたえる
安倍政権から菅政権に代わって、野党共闘の意義が薄れてしまうことはないのかという司会者の問いに対して、両氏は次のように答えました。志位 まったくそうは思っていません。(菅政権は)「安倍政権の継承」が最大の看板ですから。安保法制で集団的自衛権の行使に道を開いた。これもそのまま引き継ぐ。「敵基地攻撃」みたいな物騒なことまで言いだしている。疑惑もすべてふたをする。アベノミクスも継承という。アベノミクスの考え方というのはトリクルダウンです。大企業にもうけさせたら、いずれは国民の暮らしに及んでくると言ってきたが、及ばなかったわけですよ。暮らしを応援して経済を良くする道に切り替える必要があるのに、「自助」努力ばかりいう。私たちが一番批判した“幹”の部分は何ら変わっていない。むしろ新自由主義的な「自己責任」論を前面に出してきた。もっと暴走がひどくなるということもあります。私たちは、ますます共闘の発展でこたえなければなりません。
小沢 いま志位委員長が言ったように、安倍さんの政策を継承するといっているんですから、いまそこに並べられている安倍さんのおかしな、危険な、危うい政策というのは、みんな継承するといっているんですから。それが国民のためにいいはずはないんで、具体的になっていけばいくほど、現実に政権を担当していけばいくほど、国民の批判は募ると、私はそう思っています。
オール野党で一本化した首相指名選挙――政権交代が射程に入ってきた
以下略
http://jcp.or.jp/akahata/aik20/2020-09-26/2020092603_01_0.html
ネットの意見
がんばれ日本共産党
一致団結して日本死ね実現を目指してください
小沢は自民から野に放たれた刺客なのに
今までの結果をよく見てみなさいよ
よくやるよ
志位や小沢の発言力なんてそこらのおっさんと同じレベルだろ。
恐怖のどん底に叩き込もうという算段か?
お前ら、一刻も早くこの世から消滅してくれよ。切なる国民の願望を神よ、お聞き届け下さい!
情けないな?
もっと、真剣に考えて見ろ。 野党のままでいろ。
「第162回国会 年金制度をはじめとする社会保障制度改革に関する両院合同会議 第8号(平成17年7月29日)」において、「生活保護という仕組みは、まさに自助・共助・公助だ」と発言した。
なお、枝野が官房長官だった2011年に政府・与党がまとめた税と社会保障一体改革の文書にも「自助・共助・公助の最適なバランスで支えられる社会保障制度に改革」と記されている。
共闘もしないと言ってるんですが・・(候補者調整は好きにすればいい、だが連合は共産党への支援も推薦もしない)
まぁ、小沢と志位が折角纏まった合流を叩き潰そうとしてるなら、この発言は正解だけど、合流に水を差す発言だな。コレ