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立民の泉健太代表が党大会でミッション型内閣構想の意義を語るも、記者会見で『基本政策をなぜ一致させなければいけないのか。』と頓珍漢な見解を披露です。。。

自民党の政治資金問題を受けて勢いづく立民が4日に党大会を開催しました。党大会では泉代表が自ら提唱する『ミッション型内閣』の意義を強調し、政権交代を目指すことを改めて示しました。

ですが、現実を見れば政権交代ができるような党勢でないことは明らかです。

そして泉代表は党大会後の記者会見で、他の野党との連携について『基本政策をなぜ一致させなければいけないのか。』と頓珍漢な見識を披露してしまいました。

民主党政権の反省を活かすつもりは全くないようです。

『基本政策をなぜ一致させなければいけないのか。』。。。一致しないとバラバラになるからでは。。。

党大会を開催し、政権交代を目指す姿勢を鮮明にした立民ですが、その党大会で泉代表が政権交代への戦術として訴えたのが『ミッション型内閣』です。

泉代表は『過半数の候補者を擁立していない状況で衆院解散・総選挙はあるかもしれない。しかし、そのときにも政権交代は可能だ。わが党が自民を上回る第一党になり、新しい政権の主軸となる』と強調していますが、泉代表が掲げる構想について野党各党の反応は芳しいものではありません。

『ミッション型内閣』について、国民民主党の玉木代表は『国家の基本となる政策についてまとまっていないと政権は崩壊する』と語り、維新の会の藤田幹事長は『政権をあずかるというのは、短期であれ、憲法、外交、安全保障、エネルギー、またはマクロ経済政策などで真摯なすり合わせと合意がないといけない。』としています。

国民民主党と維新の会から上がった消極的な声にどのように泉代表が対応するのか思っていましたが、呆れる発言が飛び出しました。

党大会後の記者会見で、泉代表は『基本政策をなぜ一致させなければいけないのか。政権を作る上での必須条件なのか』と語ったのです。

この泉代表の発言を見ると、まったく玉木代表、藤田幹事長が示した懸念に応える気がないことは明らかです。

基本政策も一致せずに大きな固まりになることは、ただの野合です。すなわち泉代表が提唱する『ミッション型内閣』は言葉こそ新しいものですが、実態はただの野合ということに他なりません。

まとまっては分裂を繰り返す旧民主党以来の反省を泉代表は活かす気が全くないようです。

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