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玉木代表が『与野党の対立に付き合っている暇はない』と変わらない立民を牽制でしょうか。。。さらに立民との一本化に難色のようです。。。

通常国会で日増しに存在感を高めているのが国民民主党の玉木代表です。玉木代表の良い意味で変わった姿勢を見ると如何に立憲民主党が変わらない組織であるのかよくわかります。

玉木代表は、野党から寄せられる国民民主党への批判を一刀両断しています。更に今夏の参議院議員通常選挙での野党候補者一本化についても否定的な考えを示しています。

独自路線で存在感を出す国民民主党について元同僚の立民の泉代表は何を思っているのでしょうか。

多くの人にとって立憲民主党より国民民主党の方が、今や遥かに頼りになると映っていると思います。

予算賛成への批判に正面から反論。。。

国民民主党が野党各党から集中的に批判を受けるきっかけになったのは、来年度予算案への賛成が理由です。

是々非々で国民民主党が臨んだ結果だと思いますが、野党から寄せられる批判に対して玉木代表が真正面から反論しています。

--なぜ予算案に賛成したのか

トリガー条項の凍結解除との関係ばかりが注目されるが、トリガー以前に全議員に予算案に対する賛否を聞いた時点でも半々だった。公約に掲げたトリガーで交渉しようということになり、ガソリン価格の引き下げについてある種の道筋が見えてきたということで賛成した

--他の野党は「与党化」と批判している

昨秋の衆院選で議席を伸ばしたが、与野党関係なく、よい知恵と政策を出して日本を前に動かしてほしいという民意を感じた。与党だから賛成、野党だから反対という従来の姿勢では現実に対応しきれない」

「(支援団体の連合の)ある組合でも現役の組合員は多くが(最近の国民民主の対応に)賛成で、不満を漏らしがちなのはOBだ。産業界は急速に変化を迫られており、与野党の対立に付き合っている暇はない
引用元 「立民と一本化難しい」国民民主・玉木代表一問一答

玉木代表の言う通り、新型コロナウイルスの経済への影響や物価高騰を考えれば、玉木代表の『与野党の対立に付き合っている暇はない』という発言には説得力があります。

明らかに変わった玉木代表は、今夏の参議院議員通常選挙の候補者調整についても納得できる回答を寄せています。

--夏に参院選がある。立憲民主党との関係は

「国際情勢が緊迫している中、非現実的な外交・安全保障政策を主張する政治勢力と組む気はない。立民は(基本政策が異なる)共産党との関係が明確になっていない。安全保障はどうなるのか。大きな矛盾をあいまいにしたまま選挙に臨むのは不誠実だ。立民と共産が候補を一本化する場合、政策協定など一定の約束をするはずだ。われわれも調整に加われば、その約束をのむことが条件になるが、それはできない

--現時点で立民との一本化調整に応じる考えは

「なかなか難しい。そもそも、野党第一党の立民が野党全体をどうするかという構想を示していない。今や日本維新の会は大きな柱の一つだ。維新を含めて野党候補を一本化しないと意味がないのに調整対象から外している。つまみ食い的な一本化では意味がない
引用元 「立民と一本化難しい」国民民主・玉木代表一問一答

玉木代表の発言には多くの人が共感をするのではないでしょうか。非現実的な外交・安全保障政策を主張する党と組むのが難しいのは当たり前のことです。

玉木代表の変わった姿は頼もしい限りです。一方で、元同僚で野党第一党の立憲民民主党の泉代表に目を向けると枝野前代表の党運営と大差ありません。

どちらが、有権者の期待をより集めるかは火を見るよりも明らかではないでしょうか。参議院議員通常選挙までにこうした野党の支持率がどうなるのか注目していきたいと思います。

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