立民議員『「処理水と呼ばねば不謹慎だ!」という論調こそ、言霊論でしかなく、非科学的だと思います』⇒処理水と汚染水に明確な違いがあるのはご存知でないのでしょうか。。。
処理水の海洋放出が始まって以降、立民の歯切れの悪さが目立っています。党として科学的に決着がついているとし、『処理水』との見解を示していますが、まとまりのなさが売りの立民には、『汚染水』と連呼している国会議員も存在します。
泉代表は、所属議員の言動について、文脈がわからないとして言及しませんでしたが、発言した所属議員は泉代表の庇う姿勢にお構いなしの様相です。
呆れることに『「処理水と呼ばねば不謹慎だ!」という論調こそ、言霊論でしかなく、非科学的だと思います。』とSNSに投稿しているのです。
処理水と汚染水との間に明確な違いがあることをご存知ないのでしょうか。
泉代表のフォローも虚しく。。。我が道を突き進む所属議員
科学的に決着がついているとしながらも、立民では『処理水』『汚染水』といった意味合いが異なる言葉が飛び交っています。
このことについて、泉代表は1日の記者会見で次のように語っています。
一方で立民の一部議員は処理水を汚染水と発言し、岡田克也幹事長から口頭注意を受けるなど党内外に波紋が広がっている。泉氏は「今、放出されているものについては立憲民主党としては間違いなく処理水だ、という見解」と明言した。一部議員の汚染水発言については「どこで、どういう場で、どんな文脈で使ったのかつぶさに分からない」とした上で「より徹底していきたい」とした。
引用元 立民・泉代表が野村農相の「汚染水」発言を批判も、立民一部議員も汚染水発言していた
所属議員の『汚染水』との発言について、『文脈がわからない』『より徹底していきたい』とし、庇う姿勢を見せていました。
『より徹底していきたい』と語ったことから、今後は立民所属議員から『汚染水』との言葉を聞くことがなくなると思いましたが、早速、泉代表の姿勢を無視するかのような姿勢を所属議員が示しています。
その議員は石垣議員です。
「処理水と呼ばねば不謹慎だ!」という論調こそ、言霊論でしかなく、非科学的だと思います。
それと…
党見解との相違が問題だともおっしゃっているようですが、ならば、プーチン大統領の代弁者のような鈴木宗男氏のロシア論は、維新の党見解と一致してるわけですかね?
引用元 石垣議員公式SNS
元大阪市長の橋下徹氏が、石垣議員の『汚染水』発言を批判したとの記事を引用し、『「処理水と呼ばねば不謹慎だ!」という論調こそ、言霊論でしかなく、非科学的だと思います。』と言い放ったのです。
石垣議員は自らの非科学的な点に気がついていないのでしょうか。石垣議員が使う『汚染水』という言葉と一般的に使われる『処理水』とはでは意味合いが異なるのです。
東京電力の『処理水ポータルサイト』には『福島第一原子力発電所では、発生した汚染水に含まれる放射性物質を多核種除去設備(ALPS)等で浄化し、ALPS処理水等およびストロンチウム処理水として敷地内のタンクに貯蔵しています。』と説明がなされているのです。
つまり、処理前が『汚染水』であり、処理後が処理水なのです。
放射性物質を浄化している点で、『汚染水』『処理水』は明確に異なるものなのです。そうした点を踏まえない石垣議員の姿勢は非科学的と言わざるを得ません。
泉代表が庇ったにも関わらず、我が道を突き進む石垣議員を見ていると、立民が一枚岩になることは未来永劫あり得ないと思えてなりません。