立民の小沢議員が『国民的な理解が得られれば、自由に改正することは構わないと思う』と憲法改正に理解を示しています ⇒ 立民に議論を促すべきではないでしょうか。。。
憲法審査会について消極的な姿勢を示している立民ですが、その立民きっての重鎮である小沢議員が憲法改正について理解を示す発言を行いました。
『国民的な理解が得られれば、自由に改正することは構わないと思う』とする小沢議員ですが、国民の理解が得られるか否かは憲法審査会の議論の行末にかかっていると思います。ですが憲法審査会の議論は立民が消極的な姿勢を示すため、なかなか議論に辿りつかないのが現状です。
国民的な理解の有無を見定めるためにも憲法審査会での討議は必要なことではないでしょうか。。。
立民の重鎮が憲法改正について言及
若くして自民党の幹事長も務めたことがある立民の小沢議員ですが、その剛腕は年々衰えていっています。前回の衆議院議員総選挙ではまさかの比例復活という結果になりました。
その小沢議員が憲法改正について持論を語っています。
小沢氏は、憲法改正について「憲法は国民の人権を守るための最高のルール。時代の変化によって国民的な理解が得られれば、自由に改正することは構わないと思う」と理解を示したうえで9条ばかりが注目されることに苦言を述べた。
「9条を守ればそれだけで平和というのはナンセンスな議論。 略 9条のことだけではなく、いちばんの問題は国会制度。衆院の優越はあるが(現在の衆参両院は)ほぼ同じような権能をもった制度。本当は議員はそういうことを議論しないといけない」とも訴えた。
引用元 小沢一郎氏「防衛費を膨らませオモチャを買うという議論」岸田内閣の防衛費増額を批判
改憲阻止という色に染まっている立民に所属しながら『9条を守ればそれだけで平和というのはナンセンスな議論』という発言が飛び出したのは驚きです。
さらに小沢議員は一番問題なのは『国会制度』と指摘しています。小沢議員が指摘する点について立民議員にはぜひ憲法審査会で議論してもらいたいところですが、立民の憲法審査会開催への消極的な姿勢は変わらず、通常国会で連携をとっている維新の会からは批判の声が上がっています。
日本維新の会の藤田文武幹事長は15日の記者会見で、2023年度予算案の審議中、衆院憲法審査会の開催に消極的な立憲民主党の姿勢について「理解不能だ」と批判した。
その上で「われわれがかなり大事にしている憲法審をおもちゃにすれば、党と党の話し合い自体に(影響が)及ぶ」と述べ、国会での共闘見直しの可能性に言及した。
引用元 立民の憲法審対応、維新「理解不能」
小沢議員は『国民的な理解が得られれば』と語っていましたが、その理解するか否かの重要な判断材料は憲法審査会の議論なのではないでしょうか。
議論すら消極的では、人々は何をベースに判断すれば良いのでしょうか。
小沢議員には立民の重鎮として、憲法審査会に消極的な党の姿勢を正してもらいたいと思います。