サンデーモーニングが『自民党の右ぶれで少子化対策は遅れたというのは否定できない』と相変わらず批判をしています ⇒ 合計特殊出生率を見ていないのでしょうか。。。
サンデーモーニングがまたしても自民党の批判をしています。今回は少子化対策について『自民党の右ぶれで少子化対策は遅れたというのは否定できない』と批判をしていました。
少子化対策は喫緊の課題であることは間違いありません。ですが、自民党が遅らせたとは一体どういう意味なのでしょうか。
自民党を批判したジャーナリストの松原氏は、その根拠を示していません。一体どのような根拠で批判しているのでしょうか。。。
自民党が少子化対策を遅らせた。。。合計特殊出生率を見ていないのでしょうか。。。
政府、そして自民党を批判できるのであればなんでも構わないのが日本の一部野党です。その一部の野党の姿勢を反映してか、根拠不明の事を垂れ流すマスコミも存在しています。そのような無責任なマスコミの1つがTBS系列で放送されているサンデーモーニングです。
サンデーモーニングは国会で取り上げられた児童手当の所得制限撤廃について特集を組み、政府、自民党を批判しています。
5日放送のTBS「サンデーモーニング」では、岸田文雄政権が「異次元の少子化対策」の一環で、児童手当の所得制限撤廃を打ち出していることを「自民にブーメラン」として特集した。
中略
ジャーナリストの松原耕二氏は「自民党が野党になったとき、民主党との差別化で“右ぶれ”した。だから伝統的家族観、子どもは家族でという考え方を前面に出して民主党を口汚くののしった」「自民党の右ぶれで少子化対策は遅れたというのは否定できない」と話した。
引用元 サンモニ 丸川議員の「愚か者めが」「バカ者ども絶対忘れん」放送 松原氏「自民の右ぶれが少子化対策遅らせた」
松原氏のような主張は立民の国会議員も行っています。ですが、両者に通じるのはその根拠が不明であるということです。
所得制限を課していたことが少子化対策を遅らせたという根拠を示していないのです。厚生労働省が公表している合計特殊出生率の推移は次のようになっています。
令和2年版の白書に掲載されている推移を見てみると、2019年は1.36と落ち込んでいます。
ですが民主党政権の最後の2012年は1.41でしたが、その後の自民党政権では2019年を除いて民主党政権の数値を上回っているのです。
2015年には1.45を記録しています。この合計特殊出生率の推移をみれば、自民党が少子化対策を遅らせたという松原氏らの批判には当たらないでしょう。
松原氏らは一体何を根拠に批判しているのでしょうか。特に松原氏はジャーナリストです。ジャーナリストの責任で最低限の根拠を示してもらいたいと思います。
サンデーモーニングに出演するジャーナリストは根拠を示さなくても良いという番組の方針でもあるのでしょうか。今回の松原氏にしても青木理氏にしても批判をする際に根拠を示さないことが多々あります。
根拠を示さないのであれば、視聴者側も判断のしようがありません。公共の電波を利用しているという自覚があるなら、最低限根拠くらいは示すべきだと思います。