日米、新しい通信網「オープンラン」拡大へ覚書
総務省は18日、特定企業の機器に頼らない新しい通信網「オープンラン」の拡大に向け、米国と覚書を結んだと発表しました。
技術的な情報交換や、国際的な普及への協力を目的とする。情報通信分野は、中国の台頭を背景に経済安全保障上の重要性が増しており、日米で連携を強める必要があると判断した。
日米、新通信網拡大へ覚書 対中で技術、国際普及連携
オープンランを採用すると特定のメーカーに縛られずに機器を調達できるため、供給網の寸断リスクを抑えられるといった利点があるとのこと。
覚書は総務省と米商務省国家電気通信情報庁との間で締結しました。
オープンランの試験方法に関する情報交換や、連携して南米などに採用を促すことを想定しているとのことです。