アメリカ大手IT企業メタ、個人情報保護を強化し安心感向上を狙う
アメリカ大手IT企業メタ社（旧フェイスブック）は26日、プライバシーに関する取り組みを強化し、取得した個人情報を利用者が把握しやすくすると発表しました。
安心感を高めることで、伸び悩む利用者の増加につなげたい狙いがあると見られます。
個人情報に関するポリシーや規約を更新し、動画を使った説明などを通じて、取得情報の内容や利用目的についての理解を促す。利用者自身が表示される広告をコントロールできる機能も拡充する。
対象はフェイスブック、写真共有アプリのインスタグラム、通信アプリのメッセンジャーなどで、アプリ上で規約の更新を通知する。
メタ社は2018年に大規模な個人情報の流出が発覚し、大きな問題となりました。
収集した個人情報を基にした広告の配信が事業の柱となっており、プライバシー強化の流れの中で収益環境が悪化しています。
Facebook、インスタグラムと2大SNSを運営するメタですが、過去の失態を二度と起こさないよう、改めて利用者のためにもプライバシー強化を徹底してもらいたいです。
