マイナンバーカードを利用して、コンビニのセルフレジで年齢確認が可能に
政府は、マイナンバー制度の導入から社会保障や税関系の申請時に、課税証明書などの添付書類が削減されるなど、手続きの省略化や本人や家族が受けられるサービス情報の受け取りなど、利点が多くなることから、マイナンバーカードの普及に取り組んでいます。
マイナンバーカードを使えば年齢確認が必要な酒やたばこがコンビニのセルフレジで購入できるようになります。
コンビニでは現状では酒やたばこを購入する際、店員による年齢確認が必要です。
デジタル庁は先月30日に開いた会議で、マイナンバーカードやカード機能を搭載したスマートフォンを使ってセルフレジなどでも年齢確認を可能とすることを認めました。
来年2月からはマイナンバーカードをセルフレジのカードリーダーにかざすことで年齢確認ができます。
また、5月以降、スマホにマイナンバーカードの機能が搭載できるようになるため、アプリと連動させれば確認できるようになります。
マイナンバーカードの活用幅を広げるため、コンビニエンスストア等の無人レジにおいて、デジタル技術を用いることにより、これまで以上に確実な年齢確認を実施する方策を考え、酒やたばこをコンビニエンスストアなどのセルフレジでマイナンバーカードを利用して販売することを検討しています。
この取り組みにより、人手不足に悩むコンビニエンスストアの省力化につながるとともに、マイナンバーカードの普及にもつながることが期待されます。