厚生労働省、3回目ワクチン接種の対象年齢を12歳以上に引き下げ
厚生労働省は、新型コロナウイルスワクチンの3回目接種について、対象年齢を現在の18歳以上から12歳以上に変更する方針を述べました。
新型コロナウイルスワクチンの3回目接種について、厚生労働省は対象年齢を現在の「18歳以上」から「12歳以上」に引き下げる方針を固めた。早ければ4月にも始まる可能性があるとして、各都道府県などに接種体制の準備を進めるよう、11日に文書で伝えた。
3回目接種は現在、18歳以上で特例承認され、公費で行う「臨時接種」に位置づけられている。厚労省は今後、専門家会議を開き、予防接種法上の接種対象の見直しなどについて議論する見通しだ。12~17歳の3回目接種について、欧米の推奨状況を踏まえ、厚労省は、米ファイザー製ワクチンの使用を想定している。
ワクチン接種3回目については、高齢者や基礎疾患を有する方などの重症化リスクが高い方を重点的に推奨していますが、その中でもワクチン接種の対象年齢を見直したと考えられます。
新型コロナウイルスの重症化リスクを低下するにも欠かせないワクチン接種ですが、対象年齢を引き下げ、感染拡大防止及び重症化予防の観点から、ワクチン接種の機会を提供することが望ましいのではないでしょうか。