メタ社、わずか1年で時価総額76兆円が消失
Facebookがメタ・プラットフォームズ(メタ)社に社名を変更しておよそ1年が経過しました。
「Facebook」という巨大なブランドを捨ててまで「メタバース」に社運をかけたザッカーバーグ氏ですが、その代償は時価総額76兆円の消失という計り知れないものになりました。
同社の「Horizon Worlds」は、1兆円をかけて開発されるとうわさされていたメタバースアプリケーションだ。しかし、8月にCEOであるマーク・ザッカーバーグ氏がFacebookアカウントでそのティーザー画像を公開すると、あまりの品質の低さから、ただでさえ下落基調であったメタ社の株価はそこから下げ足を加速させた。
TikTokなど、後発のSNSの存在が苦境のメタ社に追い打ちをかけています。
これは、Googleの検索データにも如実に現れており、GoogleTrendsによれば、22年現在、Instagram・Facebookの検索ボリュームとTikTokはほぼ同じになっており、相対的にFacebookの影響力が弱まっている様子がうかがえます。「Horizon Worlds」で落としてしまった評判を復活させることは出来るのでしょうか。
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