国葬に欠席を表明する一部野党ですが、知事らが続々と出席の意向を表明しています。。。

安倍元総理の国葬が行われるまで3週間ばかりとなりました。実施日が近づくにつれて一部野党は国葬に欠席する姿勢を表明しています。欠席表明ばかりが取り上げられますが、都道府県知事に目を向けると出席の意向が続々と表明されています。

東京都の小池都知事は、国葬に賛成とも明言しています。

更に埼玉県の大野知事も議会との日程調整がつけば出席したいとも語っています。この大野知事は旧民主党系で参議院議員を務めていた経験があります。

政局よりも弔意を優先する多くの知事の姿勢を野党にも見習ってもらいたいと思います。

続々と国葬への出席意向を表明する各知事。。。

日本共産党、れいわ新選組らが国葬に欠席することを表明しています。野党第一党の立憲民主党の姿勢は不透明ですが、これら野党には政治的評価を強制しないとする政府の説明は聞こえていないようです。

欠席を決める野党が大きく報道される一方で、出席を表明ないし出席に前向きな都道府県知事についてはあまり多く報じられていません。

野党、そして一部マスコミが作り出した国葬反対の空気ですが、その空気を気にせず、出席を表明した知事たちがいます。

佐竹敬久知事は2日、安倍晋三元首相の国葬に出席する意向を明らかにした。記者会見で「国葬の是非はだいぶ意見が分かれている。果たしてどうなのかという若干の思いはあるが、私は儀礼として出席を予定している」と述べた。
引用元 佐竹知事、国葬出席へ「儀礼として」 県民には弔意求めず

出席を表明した知事は秋田県の佐竹知事だけではもちろんありません。野党系の知事からも出席に前向きな姿勢が示されています。

安倍晋三元首相の国葬(9月27日)について、埼玉県の大野元裕知事は6日の定例会見で出席するかを問われ「国から通知がまだ来ていないが、通知があった場合は出席したいと考えている。仮に議会中ならば、国葬より議会を優先することになる」と述べた。
国葬については「国民の意見は二分されていると感じている。国費を投じて実施するものとして、国が国民に丁寧に説明し、理解を求める必要がある」との考えを示した。
引用元 「出席したいが、国葬より議会優先」、半旗掲揚の考え 埼玉県知事

野党系知事とはいえ、国葬を政局化しようとする野党とは一線を画す姿勢を大野知事は示しています。

また東海地方の愛知県の大村知事は、『国が決めたのなら、行政の長として出席して弔意を表すのが自然』と語り、三重県の一見勝之知事は『国の行事ということであれば参加する。参加しない理由がない』と語っています。

野党の国葬の政局化に向けた動きと、国葬の場で弔意を示そうとする知事の動きには雲泥の差があります。野党各党にも、各知事が示している『自然』な姿勢を示してもらいたいと思います。

そして岸田総理には、多くの政界関係者が国葬に出席できるように、丁寧な説明を行ってもらいたいと思います。

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