政治学者『誰が被害者で誰が加害者なのか』とマスコミ報道に苦言です⇒マスコミは事実関係に基づいて報道するべきではないでしょうか。。。
安倍元総理が銃撃されてから一か月以上の時が経過しました。事件発生から今日に至るまでの一部報道を見ていると、安倍元総理の国葬に反対する為なのか、旧統一教会に焦点を当てた報道が目立っています。
旧統一教会に問題があることは否定しませんが、それによって安倍元総理の批判の対象になるのは筋違いに他なりません。
安倍元総理は銃撃事件の被害者であるという事実は、一部マスコミがどれだけ騒いでも動かせない事実です。
一部マスコミの違和感しかない報道に対して、政治学者が苦言を呈しています。
安倍元総理に責任の所在も求めるかのような報道です。。。
安倍元総理が銃撃された直後こそ、要人警護の在り方、そして問題点について報じられていましたが、今に至ってはそのような報道は皆無と言っても過言ではありません。
今、一部マスコミが血眼になっているのは、旧統一教会との関係です。旧統一教会に問題がなかったとは思いませんが、旧統一教会に支援されていたこと=悪というイメージを植え付けようと懸命になっています。
つまり、銃撃された安倍元総理にも非があると一部マスコミは言いたいように思えてなりません。
こうした一部マスコミの呆れた報道姿勢について、政治学者の岩田氏が鋭く指摘しています。
世界各国からは、安倍氏が果たした役割、目指した理念について、称賛の声が寄せられた。外交、安全保障、国家観…。過去のいかなる首相と比べても偉大であるとしか表せない。世界的規模で眺めれば、これほど日本の国益、自由民主主義社会の擁護のために闘った政治家はいない。
中略
だが、一部メディアやネットは、おかしな方向に世論を誘導しようとしていないか。安倍氏は暗殺された。理不尽な事件の被害者は安倍氏であり、加害者は犯人である。この事実は、何があっても揺るがない。
ところが、一部メディアなどの発信を眺めていると、奇妙な感覚にとらわれる。まるで、「安倍氏にも問題があった」「本当の被害者は犯人ではないのか」と匂わせるような報道・言説が流れている。倒錯している。異常な光景だ。
これを放置すれば、「殺されても仕方なかったね。あの人も悪いのだから」という狂気じみた論理がまかり通る。政治家は暗殺を恐れ、大衆の前で自らの主張を展開できなくなる。これこそ、民主主義の否定である。
引用元 「自業自得」匂わせる一部メディアの異常な発信 安倍元首相暗殺から1カ月以上、誰が被害者で誰が加害者なのか 政治学者・岩田温氏が緊急寄稿
岩田氏の言う通りではないでしょうか。一部マスコミの報道姿勢を見ていると『安倍氏にも問題があった』『本当の被害者は犯人ではないのか』と受け取られかねない報道を目にします。
一部マスコミとはいえ、このような報道が行われていることは異常としか言いようがありません。
今一度、マスコミには事実に立った報道をしてもらい、安倍元総理を批判するだけではなく功績にも着目した報道をしてもらいたいと思います。