自ら事故を防げない子どもたちを守るために地方議員が連盟




地方議員の有志は「子どもの事故予防地方議員連盟」を設立し、予防できる事故で大きな傷害を負ったり、命を失ったりする子どもを減らすことを目的に取り組んでいます。

自ら事故を防げない子どもたちを守るために

日本では、「予防できる事故」が1歳以上の子どもの死亡原因の上位を占めていることをご存知でしょうか。幼い子どもたちは自ら事故を予防することはできず、学齢期であっても、たとえば安全な教育施設や公園、遊び場などを自ら調査し、自由に選択することはほぼ不可能です。だからこそ、私たち大人が、社会が、子どもたちを事故から守らねばなりません。

子どもたちを事故から守るための法律や条例、ガイドラインは多く存在しますが、これらが周知されず、あるいは周知されていても遵守されず、重大な事故に遭う子どもが後を絶ちません。また、子どもを取り巻く社会や環境は変化し続けており、法律等の内容の不断の見直しや新たな事態への対応も図っていく必要があります。

引用元 防げる事故から子どもを守りたい!エビデンスに基づき政策提言

子どもの事故予防地方議員連盟設立から約2年間でも、議員連盟の学びをきっかけとした議会での質問は、72回に上ります。

こども家庭庁が設置されることが決定し、こども政策の議論が本格化する中で、このような連盟の活動は、子どもの事故予防のリスクアセスメントの考え方や、社会全体で子どもを守るためのテーマについても議論が活発化することを期待します。



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