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立民・泉代表『よくここまで持ち直してきた』と語っていますが、独自の世論調査の結果に自信を持っていませんでしたか。。。

去就に注目が集まる泉代表ですが、本人としては選挙結果に満足しているようです。議席を減らし、更に比例代表に限って見れば獲得議席数は日本維新の会に負けています。

そのような結果にも関わらず、『よくここまで持ち直してきた』と自画自賛しているのです。

『持ち直してきた』というのが何を指しているのかよくわかりませんが、低迷する党勢がそのまま選挙結果に反映されただけではないでしょうか。

選挙前、独自の世論調査の結果を示し、泉代表は自信を見せていました。その自信とやらはどこに消えてしまったのでしょうか。

選挙結果を自画自賛する泉代表。。。選挙前の自信は何処に。。。

国政選挙で惨敗に惨敗を重ねる立憲民主党の泉代表は、議席減少について記者からの問いに答えていました。

(Q.議席が伸びませんが、現状についてどう受けとめていますか)
中略
我々として、ゼロからのスタートであったと思っています。そういうなかで生活安全保障を訴え、物価対策を訴え、また安全保障政策にも責任を持つという立憲民主党の新たな軸を打ち出しました。私は、よくここまで持ち直してきたなと、正直、思っているところです。その意味では、これからも当面、まだ難しい状況が続きますが、立憲民主党がぶれずに、現実的な政策を訴えていく。そのなかで、核づくりをしていきたいと思います。

(Q.失礼だと思いますが、ご自身の去就については考えていますか)
現時点で、何か考えているものはございません。
引用元 「ゼロからのスタートだった」“野党共闘”崩壊で苦戦 立憲民主党・泉代表に聞く

泉代表は「新たな軸を打ち出した」と胸を張っていますが、安全保障政策に責任を持つということが「新たな軸」とはどういうことなのでしょうか。

数字上では立憲民主党が野党第一党であることに変わりありません。今までは安全保障政策に責任を持ってこなかったのでしょうか。そうした生半可な姿勢で『政権政党』を目指していたとは驚きであり、呆れるばかりです。

そんな泉代表では『よく持ち直してきた』と自らの手腕を自画自賛していますが、選挙前の記者会見では自信をのぞかせていたことをお忘れなのでしょうか。

 立憲民主党の泉健太代表は30日、東京都内で講演し、自身が掲げる「提案路線」に自信を示した。党として物価高対策や安全保障分野で政策提案していると訴え、「必要なのは地に足を着けた政治勢力だ。この路線でいけば間違いなく共感できる仲間の野党は増えていく」と述べた。

また、党独自に世論調査を行っているとして「25%近く立民の支持率がある県もあるし、10%台はほぼどの都道府県でもある」と説明。報道各社の世論調査で立民支持率は1桁に低迷しているが、「悲観ばかりするものではない」と語った。
引用元 立民の泉代表「提案路線」に自信 独自調査では支持率健闘

泉代表は自らの路線を継続すれば共感する野党は増えると考えましたが、結果は、野党共闘は不発に終わり、岩手選挙区や新潟選挙区といった従来野党が強かった選挙区で議席を失いました。つまり立憲民主党に共感する議員は落選し、減ってしまったということです。

また支持率についても報道機関の世論調査ではなく、立憲民主党独自の世論調査の結果に自信を見せていました。

選挙前に自信を見せていながら、惨敗の結果について『よく持ち直してきた』との評価に誰が納得するのでしょうか。この姿勢こそが支持されない理由であるとわからないのでしょうか。これからも立憲民主党が現実を直視することはないのかもしれません。立憲民主党の没落はすでに決まったということでしょう。

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