野党の足並みが揃わず。。。立憲民主党「物価高への無策ぶりを看過できない」




立憲民主党は、岸田内閣に対する不信任決議案を提出しました。また、衆議院の細田議長に対しても、不信任案を提出しました。しかし、2つの不信任案をめぐり、野党の足並みはそろっているようには到底思えません。

立憲民主党は8日夕方、岸田内閣について、「物価高への無策ぶりを看過できない」として、統一会派を組む社民党と内閣不信任決議案を提出しました。

また、衆議院の細田議長についても、「1票の格差」の是正案に否定的な発言を繰り返している事について、「民主主義の根幹を揺るがせる言動を繰り返している」などとして、不信任案を提出しました。

2つの不信任案について、共産党は賛成する意向ですが、国民民主党の党幹部は反対する意向を示しています。また、日本維新の会は内閣不信任案には反対し、細田議長の不信任案については採決時に退席をする方針を固めました。

2つの不信任案は、いずれも9日の本会議で与党側の反対多数で否決される見通しです。

https://news.yahoo.co.jp/articles/59287390b1ad65facc250f1fac8bd8238fc6a0c4

政権交替可能な強力な野党が存在するから、互いにけん制しあい、また、緊張感も維持されるものです。

しかし、民主党政権後、野党に転落した民主党の流れをくむ政党は、いまだに国民からの信頼を取り戻すことができておらず、結果として、日本は、政権交替可能な野党を失ってしまいました。

これも「民主党の悪夢」の一つではないでしょうか。

国民からの信頼を取り戻そうとせず、また、多くの有権者に見放されているにも関わらず、内閣不信任案を提出する立憲民主党は、もはや国民の信頼を寄せるに値する政党ではないと思います。



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