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泉代表『シャングリラ対話で中国側と対話すべきだ』⇒岸田総理『シャングリラ対話には中国首脳は出席しない。首脳会談は不可能だ』と論破されてしまいました。。。

立憲民主党の泉代表が中国との対話を岸田総理に求め続けています。対話自体は否定しませんが、泉代表は対話が目的になっているように思えてなりません。

先日もウクライナ情勢を理由に中国との対話を岸田総理に求めていました。そしてまたしても衆議院予算委員会で、泉代表は中国との対話を岸田総理に求めました。

今回は前回と違って、岸田総理が出席するシャングリラ対話で中国側との会談をするべきと迫っています。ですが、詰めが甘いのが立憲民主党です。なんとシャングリラ対話には中国の首脳は参加しないのです。

参加しない首脳との会談をどうやって実現するつもりだったのでしょうか。

中国との対話を求め続ける泉代表。。。

補正予算の審議が行われていた衆議院予算委員会で、先月泉代表は対中国政策をめぐり岸田総理に質問を行いました。

立憲民主党 泉健太代表
「これだけウクライナ情勢も起こって時局が変化していく中で、首脳会談を行っていないわけであります。これは私はぜひ行うべきじゃないか」

岸田総理
「日中関係、さまざまな課題はありますが主張すべきことは主張し、中国には大国としての責任を果たしてもらわなければならない。一方で協力すべき課題においては協力していく。こうした建設的な関係を維持していかなければならないと思っています」
引用元 衆院予算委、対中政策巡り議論 岸田総理、中国と「建設的な関係維持」

この岸田総理の返答を見れば、岸田総理が対話を拒んでいるということはありません。泉代表は、どうしても中国との対話を岸田総理にさせたいのか、1日に行われた衆議院予算委員会でも中国との対話を岸田総理に求めています。

立憲民主党の泉健太代表は1日の衆院予算委員会で、シンガポールで開かれるアジア安全保障会議(シャングリラ対話)に出席する岸田文雄首相に「軍事力を高めるだけでなく対話外交が必要だ。中国側とシャングリラ対話で何かしらの会談をすべきだ」と呼び掛けた。
引用元 立民代表「中国と対話を」 首相「呼ばれているのは日本だけ」 シャングリラ対話

ここで泉代表が持ち出したシャングリラ対話とは、アジアや欧米の防衛大臣らが参加し、地域情勢について意見交換をする場です。

泉代表はシャングリラ対話での中国との会談を求めましたが岸田総理が衝撃の事実を語っています。

首相は「中国に言うべきことは言い、大国としての責任を果たしてもらう。両国関係を建設的な方向で安定させるために対話が重要だ」と述べた。その上で「首脳で呼ばれているのは日本の首相と地元のシンガポールの首脳だけだ。日中首脳会談は不可能だと申し上げておきたい」と語った。
引用元 立民代表「中国と対話を」 首相「呼ばれているのは日本だけ」 シャングリラ対話

主催国のシンガポールと岸田総理の2名しか首脳は参加しないのです。この状況下で日中首脳会談をどのように開催しろというのでしょうか。岸田総理が言うように不可能なのです。

泉代表は岸田総理に質問する前に事実確認を怠ったと言わざるを得ません。不参加の首脳との会談を求めるとはお粗末としか言い表せません。せめて事実確認を取った上で、質問に臨んでもらいたいと多くの人が思うはずです。

代表の国際会議に対する認識がこれでは、不安を感じてしまいます。

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