立憲民主党の篠原孝衆議院議員が民間人を名指しで攻撃⇒名誉棄損訴訟を越され、裁判で敗訴する。裁判長は『漫然と自ら推測した内容を提示』と指摘。。。
国会でなりふり構わず相手を攻撃をしている立憲民主党ですが、ついに司法の裁きが下りました。党所属の篠原孝衆議院議員が、政府のワーキンググループの座長代理を務めていた民間人の名誉棄損訴訟で敗訴したのです。
立憲民主党はこの事態をどのように受け止めているのでしょうか?
司法の判断が下った以上、無視を決め込むのはできないはずです。
現職国会議員、まさかの名誉棄損で敗訴。。。
立憲民主党は、党ももちろんですが所属の国会議員も過激な言動がマスコミによって報じられています。
立憲民主党が論戦の相手を挑発し、失言を引き出そうという戦略を採っていることは誰の目に見ても明らかです。その結果なのか、篠原衆議院議員が名誉棄損で訴えられていました。
29日に東京地方裁判所で判決が下り、結果は敗訴でした。
ブログに事実と異なる内容を掲載され名誉を傷つけられたとして、政府の国家戦略特区ワーキンググループ(WG)の原英史座長代理が、立憲民主党の篠原孝衆院議員=長野1区=に550万円の損害賠償を求めた訴訟の判決で、東京地裁は29日、名誉毀損を認め、篠原議員に165万円を支払うよう命じた。
判決によると、篠原議員は自身のブログで2019年7月、毎日新聞の記事を前提に、原氏が地位を利用して特定の法人を優遇し「金銭的利益を得た」などと指摘した。
中吉徹郎裁判長はブログについて、原氏が記事内容を否定していることを考慮せず「漫然と自ら推測した内容を提示」したと指摘した。
引用元 篠原議員の名誉毀損を認定
現職国会議員が名誉棄損で訴えられ、敗訴するというのは聞いたことがありません。判決を下した中吉裁判長は『漫然と自ら推測した内容を提示』と判決で述べていますが、これは立憲民主党の国会での姿そのものではないでしょうか。
民事裁判ですが、現職国会議員に敗訴判決が下った意味合いは大きいものです。
これが仮に与党議員の話だった場合、立憲民主党は大騒ぎをしていたはずです。立憲民主党は篠原衆議院議員の敗訴を受けて、何らかの行動を起こさなければダブルスタンダードと言われ、更なる信用の失墜は間違いありません。
原英史氏に行われた立憲民主党の悪質な言動。。。
原氏に行われた『攻撃』は、篠原衆議院議員のもののみではありません。当時は国民民主党で、現在は立憲民主党の参議院幹事長を務めている森ゆうこ参議院議員も同様の行為に出ていました。
森氏は昨年11月15日の参院予算委員会で、毎日新聞の記事を根拠に、原氏が特区提案者から金銭を受け取ったとして、「国家公務員なら斡旋(あっせん)利得、収賄で刑罰を受ける」と発言し、自身のホームページで原氏の自宅住所を公開した。
だが、森氏の質問の根拠となった毎日新聞は昨年6月、原氏から損害賠償訴訟を起こされている。同紙は法廷で、原氏が金銭を受け取ったという報道をしたつもりはないと答弁をしている。あぜんとする主張である。
にもかかわらず、森氏は国会の場で、原氏を糾弾した。
引用元 「国会質問で不当な人権侵害」原英史氏が森ゆうこ参院議員を提訴 国会議員の「免責特権」どこまで許されるのか? 作家・ジャーナリスト、門田隆将氏が緊急寄稿
司法の場で係争中のものを使って、民間人を『攻撃』していたと報じられています。
このような事例にまで、国会議員の免責特権が及ぶとは思えません。
今回の篠原衆議院議員に下った敗訴判決は、立憲民主党のやり方自体が間違っていたことが司法によって明らかにされました。
推論に次ぐ推論を繰り返す立憲民主党には反省が求められていることは間違いありません。司法の判断によっても今後の立憲民主党の言動が変わらない場合には、有権者がしっかり判断をくださなければなりません。