厚生労働省、不要なマスク着用についてポスターで呼びかけ
政府のマスク着用の新基準から、厚生労働省は、新型コロナウイルス感染対策でマスクを着用する目安について、呼びかけに取り組み始めました。
厚生労働省は25日、新型コロナウイルス対策としてマスク着用が必要かどうかの目安を示すイラスト入りのチラシを作成した。20日に発表した政府見解をわかりやすく伝える狙いがあり、自治体に活用するよう呼びかけている。
屋外の場合、人と近い距離で会話する場面以外では、「マスク必要なし」としている。ただし、人混みの中では「着用しましょう」としている。
屋内でも、図書館での読書など、人と2メートル以上の距離が確保でき、会話をほとんどしない場面では「必要なし」とした。
保育所などに通う就学前の子どもについては、2歳未満は「推奨しません」、2歳以上も「他者との距離にかかわらず一律には求めていません」と記載している。
内容について、屋外では距離が確保できずに会話を行う場合を除いては、マスクの必要はないものとし、一方で屋内は、距離が確保できて会話をほとんど行わない場合を除いては、マスクの着用を推奨としています。
なお、新型コロナウイルスの感染を防ぐためにマスクの着用は一定の効果はあるものの、今後の熱中症防止の観点からも、屋外でマスクの必要がない場面について深く考える必要があります。