マイナポータルから医療保険の資格情報をPDFデータでダウンロード可能に
政府は、2017年に稼働を始めた、行政サービスのオンライン申請などを行うための個人向けポータルサイトのマイナポータルは、自治体の窓口に行く手間や待ち時間を省けるメリットがあり、行政機関からのお知らせの受信や、個人情報が行政機関にどう使われているかの確認などもでき、オンライン申請には、マイナンバーカードのICチップに搭載した電子証明書が必要となります。
そんな中、マイナポータルから医療保険の資格情報をPDFデータでダウンロードできる機能の運用を始めました。
時事通信社の記事によると、マイナカードと一体化した「マイナ保険証」の利用者向けサービス。スマートフォンにPDFを保存しておけば、マイナ保険証のICチップが破損して医療機関の窓口で読み込めない場合でも、資格情報を示せる。と書かれています。
マイナポータル連携で確定申告の手続きが簡略に
マイナポータルのメリットは、連携によって年末調整や確定申告の手続きがスムーズになる点です。
医療費の明細や、ふるさと納税、国民年金保険料など、手動で入力する場合は時間がかかるうえに間違えるリスクがありますが、マイナポータルと連携すれば、これらのデータは自動入力で反映されます。
初めての利用時のみ事前設定が必要ですが、書類の保管や管理をする手間を省略でき、入力もスピーディーに行えるため毎年の手続きの負担が軽くなります。