“ゼロコロナ”政策の中国は感染防止のためにも視点を変える必要。。。




中国では、新型コロナウイルス感染を抑制するため、ゼロコロナ政策に取り組んだものの、感染者は増加が続いている状況です。

新型コロナウイルスを徹底して封じ込める、いわゆる“ゼロコロナ”政策をとる中国で、およそ1年ぶりに新型コロナによる死者が報告されました。

中国当局によりますと、中国東北部の吉林省で18日、新型コロナによる2人の死亡が確認されました。中国で新型コロナによる死者は去年1月以来、およそ1年2か月ぶりとなります。

また18日、1日あたりの新規感染者は、無症状の人を含む3870人となりました。中国では今月に入ってオミクロン株による感染がほぼ全土に広がり、感染が拡大し続けています。

こうした中、習近平指導部は、感染を徹底的に封じ込めるゼロコロナ政策の徹底を指示していて、感染が広がった地域では市長などの更迭も相次いでいます。

引用元 “ゼロコロナ”政策の中国 約1年ぶりコロナによる死者報告

中国での感染拡大の考えられる要因は、中国製の不活化ワクチンは抗体値の減少が速いうえ、現在のオミクロン株には、効果が見受けられないと考えられます。

感染者拡大を防ぐためにも、ゼロコロナだけにとらわれずにウィズコロナへの視点を変える必要があるかもしれません。

未知数であるオミクロン株に対する開発や普及が進まず、感染対策から少数の感染にも持ちこたえられなくなった中国は、今後どのような対策を組み立てるのでしょうか。





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