ベルリン像設置問題で韓国勢ロビー活動 日本人の名誉を不当に毀損するプロパガンダを続けてきた朝日新聞社に、相応の代償を
韓国系団体が、ドイツの首都ベルリン市に建てた慰安婦像が、日本側の撤去要求に関わらず、永続的に設置される可能性が出てきた。先週は、中国の王毅国務委員兼外相に、沖縄県・尖閣諸島について一方的な領有権を主張されたばかりだが、日本政府の「外交戦・歴史戦」は、どうなっているのか。慰安婦問題に関する「河野洋平官房長官談話」を破棄しない限り、日本と日本人に計り知れない禍根が残りかねない。ジャーナリストの有本香氏が人気連載「以読制毒」で迫った。
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「#河野談話を破棄して下さい」
2日早朝から、こんなハッシュタグでの投稿がツイッター上に相次いだ。ドイツの首都ベルリン市ミッテ区の公有地に9月、韓国系団体が設置した慰安婦像に関し、衝撃的な決議が採択されたためだ。
この像をめぐっては設置直後、現地日本大使館や在独邦人の方々の働きかけが奏功して、ミッテ区が設置許可を取り消していた。しかし、これを不服とした韓国系団体が、話を区議会に持ち込んだのだ。
その後、韓国勢が得意のロビー活動を強化させ、まず「1年間限定」で像の設置が許可される事態に至る。そして1日、ミッテ区議会はついに「永続的な設置に向けた方策を見いだすよう」区側に求める決議案を採択してしまった。区の最終決定は未だわからないが、日本側の形勢が断然不利なことは確かだ。
ちなみに、採択の結果はというと、「賛成24票、反対が5票」。左派系3党の議員が賛成、反対は少数派の保守系政党のみだった。
決議文には、「像は戦時中の性暴力に関する議論の契機となるもの」だと記され、ここには、1993年、日本政府が慰安婦問題をめぐって謝罪を表明した、あの「河野洋平官房長官談話」が引用された。
ここでもまだ「河野談話」か-。一瞬目の前が暗くなったが、タグ付きツイートをしている人たちは、私の何倍ものショックを受けているに違いないと思った。
私が最初に目にしたタグ付きツイートは、現地ドイツで、まさに「手弁当」で、像設置「反対」の活動を続けてきた在独邦人のものだった。この方にとって、反対活動は一銭にもならないばかりか、命懸けのものだ。戦後のドイツで、「歴史修正主義者」と認定されることは、社会的な「死」の宣告をされるに等しい。だから、ご自身の素性が分からないよう注意しながら活動しなければならない。
そんな厳しい反対運動にこの方々を駆り立て続けたもの-。それはひとえに日本への愛国心であろう。この強き在外愛国者の努力に日本政府は少しでも報いるべきではないか。
■菅首相は新談話出すべきだ
まず、今後も世界中の日本人を苦しめ、貶め続ける「河野談話」を本来なら即刻破棄すべきだ。無理だと言うなら、現在の加藤勝信官房長官の、いやできれば菅義偉首相の名前で、河野談話を打ち消す談話を出すべきだ。安倍晋三政権時代の「上書き」では十分でない。
その新談話発出への第一歩として、外務省のウエブサイト中の「河野談話」のページに注釈を入れてはどうか。「この談話は、その後の検証で不適当な表現が含まれていることが明らかとなっており、新たな『慰安婦問題に関する談話』を準備中」とでも。
私の提案はさらに2点ある。
第1は、慰安婦像反対の運動に奮闘された在外邦人を現地ドイツの日本大使館にて表彰して差し上げてほしいということだ。同じことを世界中で反対運動をしてくださった邦人にもして差し上げてほしい。
第2は、この慰安婦問題の発端となる誤報をし、その後も長年にわたり、日本人の名誉を不当に毀損(きそん)するプロパガンダを続けてきた朝日新聞社に、相応の代償を求める有効な手立てを考えてほしい。国民有志が起こした損害賠償訴訟はいずれも目的を果たし得ていないからだ。
折しも、同新聞社の赤字決算、社長交代が報じられたが、構うことはない。どんな方法であれ、われわれ日本人を半世紀も苦しめ続ける代償はしっかり払ってもらいたく思うのだが、いかがか。
https://www.zakzak.co.jp/soc/news/201204/for2012040001-n1.html
ネットの意見
韓国を利用して。
明確にトップから圧力をかけ外交問題にするぞ、ドイツが選んだナチの所業に目を向けろ、と言うべきです。そして、韓国に関わってたら国際的に孤立するぞ、とも。
今後も期待しています。 頑張って下さい、お願いします。
非常に腹立たしい。情けない。
本当に成る典型である、
何時迄経ってもヘイトは無くならない
反吐がでる。
日本の政治家でそれを行える気骨と度胸、知識を併せ持つ者は居ないし、国民の強い後押しも無い。
不可能だろうな、残念だが。