厚生労働省、コロナワクチン3回目接種の呼びかけにリーフレット
日本の新型コロナウイルス感染拡大防止と重症化予防の観点から、ワクチン接種3回目を推奨する中、厚生労働省は高校生や大学生等に向けたお知らせを実施しました。
厚生労働省は2022年4月11日、高校生や大学生等に向けて「新型コロナワクチンの追加接種のお知らせ」と題したリーフレットをWebサイトに掲載した。2回目のワクチン接種を終了した12歳以上の若年層に対し、3回目接種の検討を呼びかけている。
リーフレット「高校生、大学生などの皆様へ 新型コロナワクチン接種のお知らせ」は、若年層に向けて3回目接種の検討を呼びかけるもの。オミクロン株は従来株より重症化率は低いものの、感染力は強く、若い人でもあっても重症化や後遺症が生じることがあるとして、新型コロナワクチンの効果や安全性をあらためて伝えている。
政府が4月11日に公表した新型コロナワクチン3回目の年齢階級別接種率によると、70代以上が8割を超えている一方、12~19歳は5.4%、20代は24.0%、30代は25.9%と、若い世代で低調な実態にある。
リーフレットでは、米国等の研究結果や報告をもとに、新型コロナワクチンの効果や安全性、副反応についても具体的に解説しています。
ワクチン接種3回目の対象となるのは、2回目のワクチン接種を終了した12歳以上の方であり、若者への周知が必要である中、行動力ある内容と言えます。