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立民は党大会を開催し、参院選に向け気合を入れています。。。しかし相変わらず、国民民主党への批判だけをしています。。。


泉代表になって初めての定期党大会を立民が開催しましたが、結果として話題性がないと判断したのか、大々的に報じたマスコミは皆無のようです。マスコミの姿勢を見ていると、マスコミすら立憲民主党に期待を抱かなくなったと思えてなりません。

その話題性がなかった党大会では泉代表は今夏の参議院通常選挙に向けて引き締めを図りましたが、その一方で国民民主党への批判も行っていました。

他党を批判しなければ気が済まないのは枝野前代表時代からの伝統のようです。

参議院通常選挙は『党の存亡をかけた戦い』

2月27日に立憲民主党は定期党大会を開催し、22年度の活動計画案を採択しました。22年度で最も大事なものが夏の参議院通常選挙です。

参議院通常選挙に向けて『幅広いアプローチ』を採ることを活動計画では掲げています。

立憲民主党は2022年2月27日に開いた定期党大会で、22年夏の参院選に向けて「中道層、無党派層」からも支持を得るべく「幅広いアプローチ」を展開することなどをうたった22年度の活動計画案を採択した。

泉健太代表は、参院選の1人区で「政党間の『候補者調整』」を進めて「野党による改選過半数の獲得」を目指すことを表明。ただ、共産党が求めている協議はいまだに始まっておらず、国民民主党は政府の22年度予算案に賛成するなど独自路線を加速。野党間の連携はおぼつかない状態だ。大会は「党の存亡をかけ、日本の民主主義を守る戦いを皆さんで頑張りましょう!」という危機感あふれるかけ声で締めくくられた。
引用元 夏の参院選は「党の存亡をかけた戦い」 立憲幹部が党大会で認めた「厳しい現状」

立憲民主党が『党の存亡』がかかっていることを自覚していることに驚きました。自覚しているなら国会での対応をもう少しうまくできないのでしょうか。

自覚している事柄がある一方で勘違いしていることもあります。『日本の民主主義を守る戦い』という発言です。立憲民主党が負けようが何一つとして日本の民主主義には関係はありません。

立憲民主党の勝利=民主主義とでも思っているのでしょうか。

理解に苦しむ発言もあれば、変わらない姿勢も党大会では見せていました。

党大会の場でも国民民主党を批判。。。

国民民主党に秋波を送っていたと思えば、批判も行う立憲民主党は、党大会の場でも国民民主党を批判していました。

国民民主党の玉木代表が寄せた祝辞の後に行った泉代表の挨拶が次のように報じられています。

泉代表は直後のあいさつで、

「私たちは当然、良い法案には賛成をし、おかしな法案には反対をする『是々非々』政党だ。しかし、政府が提出する本予算は、それとは訳が違う

などと発言。予算案への賛否について

「仮に一部に賛同するものがあったり、何か合意したものがあったとしても、結局『政権の考え方のすべて』を認めるか否か、政権に賛同するか否か、が問われる」

と主張すると、会場からは「そうだ!そのとおりだ!」の声があがった。
引用元 夏の参院選は「党の存亡をかけた戦い」 立憲幹部が党大会で認めた「厳しい現状」

批判をしなければ立憲民主党は一体感を出すことができないのでしょうか。いくら国民民主党が同じ旧民主党系だからといっていつまでも批判していては、有権者に対して『変わった!』と思われるような姿勢を打ち出すことは不可能でしょう。

せっかく大々的にマスコミに取り上げられる機会だった党大会ですが、結局そこにあったのは立憲民主党の相変わらずの姿でした。

『党の存亡』を自覚しているなら、今後の国会論戦では今までとは異なる姿を見せてもらいたいと思います。

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