予備選案に飛び付く泉代表です。。。飛びついても党内をまとめることができるのでしょうか。。。

批判ばかりが目に付く立民の小沢議員が珍しく建設的な主張をしています。橋下元大阪市長が提案した野党間の予備選について『大いに賛同』と語っているのです。

この立民重鎮の声に飛び付いたのが立民を率いる泉代表です。泉代表は野党間ではなく党内の予備選もあり得ると、予備選に前向きな姿勢を示しています。

その泉代表ですが、衆議院の補欠選挙が実施された際にも野党内の予備選に言及していましたが、その際は実施することが出来ませんでした。

ですが、今回泉代表は党内の予備選に言及しました。実施できるか否かは泉代表のリーダーシップ次第ということになります。代表に就任して以降、良いところがなかった泉代表ですがリーダーシップを発揮できるでしょうか。

良いものにはすぐ飛び付く?泉代表が予備選に言及しました。。。

立民はSNSに敏感な政党ということもあり、重鎮の小沢議員もSNSを積極的に活用しています。ですが小沢議員のSNSからは政府や与党に対しての批判的な投稿を見かけることはあっても中々建設的な話についての投稿は見られませんでした。

ですが、ここに来て、小沢議員は元大阪市長の橋下氏の提案に前向きな姿勢を示すという稿を行っています。

最近、元大阪府知事の橋下徹先生が、野党間で次期衆院選前に「予備選」を導入する必要性を盛んに訴えておられますが、私自身も全く同感で、大いに賛同致します。橋下先生が指摘されている通り、野党が激突したら、そのまま自民が勝ってしまうことになり、これは先の衆院千葉5区補選でも明らかです。
引用元 小沢議員公式SNS

小沢議員が賛同する意思を示した予備選ですが、重鎮の投稿に飛び付いた人がいます。その人物とは立民を率いる泉代表です。

泉代表は小沢議員の投稿を引用する形で次のように投稿しています。

小沢先生事務所からの発信。
考え方として、立憲民主党内の「予備選」もあり得る。

◆現職の選挙区でも、新人に挑戦の機会を与える。
◆党員は党の国政候補者を選ぶ機会を得る。
◆予備選で選ばれた候補者には正当性が付与される。

米国の民主党共和党でも党内予備選は行われている。
引用元 泉代表公式SNS

小沢議員の投稿に反応した泉代表ですが、予備選の実施は泉代表にとって苦い思いがあるものです。衆議院の補欠選挙が行われる際に、泉代表は、候補者を決めるにあたって『与野党対決の構図づくりのため、一つの選択肢として予備選があっていいと思う』と語っていたのです。

ですが維新の会という相手がいる課題だったため、予備選の実施には至りませんでした。

しかし、今回泉代表は党内での予備選の実施について言及しているのです。党内ということであれば、当然他の野党との兼ね合いもありません。あとは泉代表はリーダーシップを発揮して党内をまとめれば実施することは可能なはずです。

泉代表自身が言及した党内予備選、党内のことすら実施できないようであれば、国政において掲げる政策が実現できるわけもありません。

泉代表がどのようなリーダーシップを発揮し、混乱が目立つ党内をまとめるのか注目です。

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